〇大島・・・目井津港から市営旅客船「あけぼの3」に乗って約15分。亜熱帯植物が自生する手つかずの自然が広がる無人島です。日本初の無筋コンクリート造りの「鞍埼灯台」へ続く遊歩道を進むと、ときどき開ける視界には、どこまでも続く美しい海が広がります。アドベンチャーキャビンに宿泊したり、魚釣りをしたり、様々な楽しみ方で島を満喫できます。大島へ渡る際は、市営旅客船「あけぼの3」をご利用いただけます。大島内の港は、「竹之尻港」と「小浜港」になります。キャビン・コテージまでは、「竹之尻港」からは徒歩約35分、「小浜港」からは徒歩約60分かかります。
〇宮崎県日南市の大島南端にある鞍埼(くらさき)灯台が国の重要文化財になる見通しとなった。文化審議会(島谷弘幸会長)が18日、文部科学大臣に重要文化財に指定するよう答申した。県教育委員会文化財課によると、近代海上交通史上、価値が高いことなどが評価された。鞍埼灯台は日向灘南方に位置する大島の南端の海抜約84メートルの断崖上にある洋式灯台。明治期に横浜―香港航路の安全確保のため設けられた主要航路標識だ。灯台業務の中核を担った藤倉見達が設計した。高さは14.1メートル、無筋コンクリートでつくられており、1884(明治17)年8月15日に初点灯した。今年は初点灯から140年になる。県内の重要文化財は25件になり、灯台は初めて。同課の担当者は「日向灘南方を行き交う船舶の安全を明治前期から守り続けてきた九州南部に現存する最古の洋式灯台として、近代海上交通史上価値が高いことや、日本人技術者が主導して建設した我が国最初期のコンクリート造構造物としても重要と評価された」と説明した。日南市教委によると、重要文化財の指定は初めてといい、生涯学習課の担当者は「航路の安全も当然だが、大島に貴重な灯台があることに親しみをもってもらい、地域と協力して活用できたら」と話していた。
〇幸島・・・「幸島猿生息地」として国の天然記念物に指定されている幸島。宮崎県南部の石波海岸の沖合約200mに浮かぶ、周囲約3.5km、面積約32haほどの小さな無人島です。島へは渡し船でわずか5分で渡ることが可能で、かつては干潮時に本土と幸島が陸続きになり、歩いて渡ることができたことも。美しい樹林に覆われた島には現在約90頭のニホンザルが生息し、京都大学野生動物研究センターが観測・研究を続けています。1953年頃、1匹のサルがイモについた土を海水で洗う「イモ洗い行動」をはじめ、その行動が仲間や子孫に受け継がれたことで、「文化を持つサル」として世界的にも有名になり、幸島は「日本の霊長類学の発祥の地」としても知られています。
〇幸島への渡し船・・・渡し船 幸島へは渡し舟を使って渡ります。天気が良い日でも波が高いと渡し船は運航されないことがありますから、前日の夕方に予約を入れる方が良いでしょう(登尾幸島渡船へ電話で予約)。 所要時間は片道5分。 料金は往復1,000円(大人)ですが、2名以下の場合は割勘で(1名の場合はひとりで)3,000円を負担します
〇都井岬・・・まるで海外のような雄大な景観を誇る都井岬は、日南海岸国定公園の最南端に位置する岬。先端に建つ白亜の「都井岬灯台」からは、緑豊かな山々と日向灘を一望できます。九州で唯一内部を見学できる灯台で、航路標識の理解を深められる資料展示室も必見です。白く輝く灯台は、現在も航行する船舶の目印として活躍中!
都井岬一帯には、日本の在来馬の一種「御崎馬(みさきうま)」が棲息しています。この馬は江戸時代の高鍋藩が放牧したのが始まりで、国の天然記念物に指定。都井岬の550ヘクタールはすべて馬のすみかになっており、自然の中で生きる馬たちのたくましさ、愛らしさを間近に体感できます。