鐘の岬＆若杉山花散歩。

今日は、海岸線の今時の山野草を鑑賞しながら綺麗な海の景色を眺めて歩くことにした。早朝はめっきり冷え込んで半袖のTシャツでは肌寒ささえ感じる程だった。思えば長い酷暑の夏だった。身体を動かすのは、早朝の５時から７時までの間で、日中の大半はエアコンに抱き付いて過ごしたので、すっかりロングの山歩きからは遠のいてしまった。長期の天気予報によると、10月上旬までは暑さが残り、11月になれば一気に冷え込んで来るようだ。高山では、紅葉から初雪迄の期間が一度にやって来そうだ。寸暇を惜しんで季節の移ろいを大いに楽しむことにしよう。112日。2683日。

駕与丁公園で御来光を眺めることにした。此処のウォーキングコースは最高だね。

鐘の岬に行く前に宗像大社に参拝。
織幡神社と境内からの海の展望。

〇織幡神社・・・福岡県内随一の水揚げを誇る漁師の町、宗像市鐘崎。その岬にある佐屋形山に建つ「織幡神社」は、「シキハン様」と呼ばれ地元の人々に親しまれています。主祭神の武内宿禰（たけうちのすくね）は、三韓征伐で神功皇后を支え勝利へと導きました。神功皇后の朝鮮遠征の際の軍旗が当地で織られたと伝えられています。境内には、武内宿禰が沓（履物）を残して昇天したと言われる沓塚（くつづか）があります。鳥居のすぐ横には港があり、心地よい潮風が吹きます。ここには異国の釣鐘が海に沈んでいるという伝説がありましたが、1919年に引き揚げたところ、その正体は巨石だと判明。現在は神社の参道に安置されています。4月16日には春季大祭が行われ当日は御座を実施。境内に沈鐘公園、海女の石像、県の天然記念物イヌマキ原生林があります
岬の先端部の「沖ノ島礼拝所」からは沖ノ島の遠望を初めて眺めることが出来た。下記写真下段のぼんやり見える島が沖ノ島。

ガッカリしたことは、「オオシマシュスラン」、「ハチジョウシュスラン」が跡形も無く消失していたことだ。下記の写真は、同じ場所で二年前に撮った写真。

下の海岸に下りてまたビックリ！！・・・凄い崩落の跡だった。
崩落した土砂を乗り越えて岬の先端部まで歩いて見た。
海岸の周辺で見かけた花々。キジョラン、ハマゴウ、ホソバワダン、サンゴジュ。
帰路では二日前に行ったばかりだが、若杉山に立ち寄って見ることにした。彼岸花の飾る若杉山の展望。落陽ロードから眺めた福岡市内の展望。
二日前には全く開花していなかったアケボノソウは、ほんのチョッピリ開花を始めていた。フナシアケボノソウの姿は全く無かった。
落陽ロードの斜面にアケボノシュスランが咲いていたのにはビックリした。何で今まで見つけることが出来なかったんだろうね（笑）。コバノボタンヅル。