若杉山花散歩。

今日から「彼岸入り」となる。「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、ようやく「酷暑」の夏も通過して行きそうな気配となって来た。今日は雨の降る予報だったが、9時過ぎくらいまでは雨雲もなかったので、早朝のうちに若杉山を歩いて今時の山野草を鑑賞することにした。

若杉山に向かう途中では、綺麗な朝焼けも鑑賞出来たが、若杉山の登山口では霧が出て、今にも雨の降りそうな気配となって来た。

歩き始めて直ぐに鹿と遭遇した。若杉山で鹿を目撃したのは初めてだった。帰路では四王寺山に立ち寄ったが、此処では大きな猪と遭遇した。鹿や猪が大量に出没し始めると山は荒れてしまうし、山野草の大半は食料になってしまう。困ったもんだね。

先日からの崩落個所は、段々と落石が酷くなって、とうとう通行禁止になっていた。岩が剥げ落ちて、木の根っこの土砂が崩落すれば、修復が難しくなって、この登山道は当分使用出来なくなってしまうね。
今日の鑑賞目的の山野草は、フナシアケボノソウとタカネハンショウヅルだったが、どちらも全く開花していなかった。小雨もぱらついて来たので、タカネハンショウヅルの鑑賞出来るもう一か所までは行かずに撤退することにした。
オトコエシ、ガマズミの実、コバノボタンヅル。
ノブドウ、ヤブミョウガ、ヤマザンショウ。
米の山展望所からの展望。当初はガスに覆われて全く展望が無かった。ガスが流れて展望が開けるのを待ってパチリ！！。
若杉山から下山すると晴れ間が広がって来たので、帰路では四王寺山を歩くことにしたが、焼米ヶ原に到着するとまたガスが出て天候が悪化して来たので、歩くのを止めて帰宅することにした。