英彦山花散歩。
2025年 09月 15日
昨年同様に今年も「敬老の日」は英彦山界隈を花散策で歩くことにした。早朝時に娘を福岡空港まで送り、その足で、まずは深倉峡へと走った。107日。2678日。

コバノボタンヅル。

奉幣殿、高住神社周辺を歩く。

望雲台で期待していた花はダイモンジソウだったが、まだ花芽が立っていなかった。アキノキリンソウ、ホウチャクソウ。

シコクママコナ、モミジガサ、アキチョウジ、レモンエゴマ。

オオルリソウ、タンナトリカブト、ミズタビラコ、サラシナショウマ。

午後からは、平尾台に向かい、夕方は高塔山公園で夕焼けと北九州夜景を眺めようかと考えていたが、北部九州には午後から雷雨予報も出ていたので、真っすぐに帰宅することにした。途中の朝倉街道では本当に雷雨に遭遇した。凄い雨が降り始めると、車内の温度計は35℃から25℃まで急低下する程の雨だった。真っ直ぐに帰宅して正解だった。帰宅後は、娘からもらった祝いの饅頭を食べて、夫婦で寂しい「敬老の日」を祝った。
深倉峡へ差し込む斜光。この場所では初めて見たがなかなか良いね。
〇オオミヤマウズラ・・・シュスランとミヤマウズラの雑種(ガクナン)として昔から認識されていたが、2008年に独立種(オオミヤマウズラ)であることが提唱され、その後に韓国の個体をホロタイプとして新種記載された。ミヤマウズラに類似するが、オオミヤマウズラは全体に大きく、花は少しだけ開き、背萼片は10~13mmとやや長く、側萼片は直立するなどの点で識別できる。国内では、本州、四国、九州に分布する。学名 Goodyera crassifolia 末次神戸大学教授らによって2022年に新種記載された。crassifolia は、「厚い葉の」という意味。生態と形態 ・・・(ミヤマウズラとの相違点)。全体に大型で、葉に白斑の入らないことが多い。花は互いにややはなれてつき、平開することはない。花期 9月~10月。 ミヤマウズラより半月以上遅い。

ヤマトキホコリ、クサアジサイ。

〇ヤマトキホコリ・・・ヤマトキホコリは、山菜として秋の頃まで食べられる。ウワバミソウとの区別は、ヤマトキホコリは秋に花がつくことと、秋に茎の節がコブ(瘤)にならないことでできる。






by kabuto1952
| 2025-09-15 22:05
| 英彦山
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