奄美大島観光旅行・・・一日目。
2025年 09月 10日
9日、10日の二日間でクラブツーリズム主催の「奄美大島観光」に行って来た。酷暑の夏で、なかなか思うような遠征に踏み切れない毎日だが、今回を契機に「日本各地の半島・離島歩き」に邁進したいものだ。福岡空港に6時15分に集合して、総勢30名の団体で、短くも楽しい初めての「奄美大島」観光を楽しんで来た。104日。2675日。

最初の目的地は「あやまる岬」。ソテツジャングルはカイガラムシ被害で枯れている木が多かった。下記写真は「あやまる岬」からの海の展望。「笠利崎」は奄美大島最北端の地。個人旅行であれば勿論立ち寄った場所だが、涎と垂らして眺めただけ(笑)。もう一度四島一緒ののツアーを探して、再訪することにしよう。

「あやまる岬」への途上で見かけた果実や花。パパイヤ、アダン、シロノセンダングサ、エビヅル。
各施設の周辺で見かけた木々や花々。亜熱帯の花木は初見の物が多く、こんなに沢山の種類を鑑賞出来るとは思っていなかったので、嬉しい誤算だった。ただし本命の「ツルラン」は、自然観察の森に行く直前に雨が降り出し、周回路を歩くことが出来なかったので未鑑賞となった。「サガリバナ」もホテルの近くで鑑賞出来る場所があったみたいだが、雨が降っていたので鑑賞することが出来なかった。
「アラマンダ」、「ベンガルヤハズカズラ」。
〇一日目・・・奄美空港(8時15分)。あやまる岬~奄美パーク(田中一村美術館)~浜千鳥館(酒蔵見学・昼食)~大島紬村~奄美自然観察の森~大浜海浜公園~ホテルニュー奄美(名瀬市内)。
〇二日目・・・国直集落(フクギ並木)~奄美野生生物保護センター(アマミノクロウサギ、ルリカケス)~ハナハナビーチリゾート(昼食)~マングローブ原生林~アランガチの滝。
奄美空港に到着(福岡空港7:05~奄美空港8:15)。


〇田中一村・・・田中 一村は、日本画家である。栃木県栃木にて木彫家の父田中稲邨の長男として生まれ、東京市で育った、本名は田中孝。中央画壇とは一線を画し、1958年(昭和33年)千葉市での活動の後、50歳で奄美大島に単身移住。奄美の自然を愛し、亜熱帯の植物や鳥を鋭い観察と画力で力強くも繊細な花鳥画に描き、独特の世界を作り上げた。

浜千鳥館で昼食(鶏飯)・酒蔵見学。大島紬村見学。

〇鶏飯・・・鶏飯は奄美大島発祥の伝統的な郷土料理で、地元では「けいはん」と呼ばれています。ご飯に細かく裂いた鶏肉や錦糸卵、椎茸、みつばなどの具材をのせ、鶏ガラスープをかけて食べるのが特徴。そのあっさりとした味わいは、暑い気候の奄美大島で親しまれてきたヘルシーで優しい味わいです。

「ミフクラギ」の実と花。「サンタンカ」。
〇ミフクラギ・・・種子は猛毒であり、実が赤く熟すため、マンゴーと間違える事故も発生している。枝葉を折った際にでる乳白色の樹液も有毒であり、目や粘膜に触れると腫れることからミフクラギという。沖縄方言ではミーフックヮーという。

〇ベンガルヤハズカズラ・・・インドのベンガル地方原産であることから名づけられた。年中開花するが、3~5月が特に美しい。生育が早く年中緑が絶えないことから、建物やフェンスに這わせ日除けとして利用できる。

モミジバアサガオ、クサトベラ、クロトン、キダチアサガオ。

〇クサトベラ・・・クサトベラはクサトベラ科の常緑低木。太平洋からインド洋にかけての熱帯・亜熱帯の海岸またはその近くに自生し、日本では薩南諸島以南の南西諸島と小笠原諸島に産する。クサトベラ科の中では分布域が広く、日本に自生する唯一種でもある(テリハクサトベラを変種または別種とすることもある)

ヂュランタ、フウリンブッソウゲ、イジュ、トキワカンゾウ。

〇フウリンブッソウゲ・・・タンザニアのザンジバル島原産のハイビスカスとして知られています。が、一系統だからか、種子が実らず挿し木により増殖を行います。自生地の株は絶滅したと言われますが、世界各地で栽培されています。不思議な形のハイビスカス、学名のシゾペタルスは「切れ込みがある」の意味で、花弁の姿を意味します。ハイビスカスは一日花ですが、本種は何日か開花しています。不可解なことの多い花ですが、ジャパニーズランタンの英名もあり、灯篭や提灯を意味します。
〇イジュ・・・常緑高木。新芽赤く、葉は長楕円形、先が尖っている。葉の表面は光沢がある。花は6月頃枝の先に、集散花序、白い梅に似た花を平開する。果実は10月頃さく果が熟し、5裂して、中から偏平な膜質の翼をつけ種子がとび散る。

オオハマボウ、ハマイヌビワ、シルクジャスミン、テイキンザクラ。

〇テイキンザクラ・・・テイキンザクラは、西インド諸島原産の常緑低木。トウダイグサ科ナンヨウアブラギリ(ヤトロファ)属に属す。提琴とはバイオリンのことで、葉の形がバイオリンを連想させることによる。しばしば南洋桜とも呼ばれるが、ナンヨウザクラ(シナノキ科またはナンヨウザクラ科に分類される)は別種である。

ヒメユズリハ、ゲットウ、ハナチョウジ、オオイタビ。

〇ゲットウ・・・名前は台湾での現地名で、漢名の「月桃」の読みから。また、花の蕾が桃のような形をしていることから「月桃」と名づけられた。荷をくくるのに使うことから大東島や八丈島では「ソウカ」、小笠原諸島では「ハナソウカ」とも呼ばれる。

夜香木、メキシコハナヤナギ、トクサバモクマオウ、シャリンバイ。

by kabuto1952
| 2025-09-10 04:34
| 離島・半島・灯台巡り
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