23日から二十四節気では「処暑」となるが、毎日が酷暑の連続で、昨年同様に10月迄暑さが残る予報だ。涼しくなったら、遠方の海岸線の歴史ある低山や島巡りに出かけたいと思っているが、日中の暑さがこれだけ酷い状態なら、計画しているような遠征はとてもじゃないがスタート出来ない。7月末は膝の具合を懸念して登山ツアーへの参加をキャンセルしたが、9月中旬から後半にかけては、単独でも紅葉に染まるアルプスや東北の山々に出かけてみたい気もしている。今日は、一ヶ月ぶりに背振山山頂で御来光を眺め、その後に花情報をいただいている佐賀市内を経由して天山まで花散策ウォーキングの予定でスタートした。94日。2665日。
〇処暑・・・【処暑 】とは言葉通り、暑さが峠を越え、朝夕には涼しい風が吹きだす頃を指します。暑さがおさまるにつれ、涼し気な虫たちの鳴き声も聞こえだします。【残暑】は<立秋>から<秋分>までの間の暑さを差し、前節気【立秋】・【処暑】が初秋となります。日本は、残暑から夏の終わりの暑さが長く続く傾向にありますが、台風が多く接近するのもこの時期。
背振山山頂直下の駐車場には4時前に到着したので、仮眠後に山頂に向けてスタートした。予想に反して山頂付近には霧が立ち込めて、下界の展望は全く無かった。五里霧中の展望の中を、綺麗な御来光がゆっくりと昇って来た。
〇ミシマサイコ・・・本州以南の各地に分布し,日当たりのよい山野に生育する多年生草本植物です。葉は互生し,葉身は広線形から長ひ針形,葉脈は平行脈状となっています。花は黄色で小さく,複散形状について夏から秋にかけて咲きます。果実は球状で,褐色に熟します。根はやや肥厚し,特有の香りがあります。和名は静岡県東部の三島地方で産出したものが,生薬のサイコ(柴胡)として大変品質がよいことから名づけられました。薬用には根を用います。生薬名は前述のようにサイコ(柴胡)といい,精神神経用薬や消炎排膿薬とみなされる漢方処方に配剤されています。かつては野生品を採取して薬用に利用していましたが,需要の拡大を補うため現在では栽培品を利用しています。
薬としての利用のためとはいえ,採取過多となってしまったため,自然の状態では絶滅が心配されているレッドリストにリストアップされる植物となってしまいました。100年後には野生のミシマサイコは完全に消滅すると試算されています。

キバナアキギリ、ヌマトラノオ、エビスグサ、ヒレタゴボウ。
〇エビスグサ・・・ 熱帯から温帯にかけて広く栽培されている南アメリカ原産の一年生草本植物で,夏に黄色い花をつけます。果実は細長くやや湾曲し,種子はひし形状で艶があります。日本には享保年間(1716~36),中国南部より渡来しました。和名の「エビス」は七福神の「恵比寿様」と勘違いされそうですが,実際は遠い異国から渡来したという意味の「夷草」に由来します。種子は緩下・利尿に用いられ,生薬名をケツメイシ(決明子)といいます。また,「ハブ茶」の名で古くから健康茶として利用されています。
〇ヒレタゴボウ・・・1950年代から1960年代に四国とその周辺で発見され、今では関東から西の地域の水田や湿地に生える外来水草です。茎はよく枝分かれし、高さ1メートル以上にもなります。しかし、草刈りが頻繁に行われるような場所では、30センチにも満たない草丈で開花します。夏から秋にかけて、花弁4枚の黄色い花を次々咲かせ、最盛期にはなかなか見応えがあります。アメリカミズキンバイの別名もあります。名前にあるミズキンバイは日本在来で水辺に生え、黄色い美しい花を咲かせる植物ですが今や希少種です。

タヌキノカミソリ、ヒオウギ、コウホネ。
〇タヌキノカミソリ・・・和名:タヌキノカミソリ(狸の剃刀)。
インカルナータは、中国原産のリコリスの原種のひとつです。乳白色の花弁に桃紫色の筋が入る品種です。春に葉を伸ばして夏には葉が枯れます。その後、8月上~中旬に花が咲きます。花壇などに群生させるとたいへん美しいです

ノカンゾウ、ノシラン、メハジキ、ワレモコウ。

金立公園から神野公園に向かう。神野公園は実に40年ぶりで、庭園を周回したのは初めてだった。

「ヒメビシ」を初めて鑑賞。先月から情報をいただいていたが、暑さの中で、なかなか日中に出動できずにいたが、ようやくキャッチすることが出来た。花情報を有難うございました。もう一つ狙っていた花は「ヒシモドキ」だったが、残念なことにこちらは発見出来なかった。神野公園からは佐賀市内でもう一か所と天山までの花鑑賞登山を考えていたが、暑さに耐えられずに午前中のうちに佐賀市内から撤退することにした。
〇ヒメビシ・・・ヒメビシ(姫菱 Trapa incisa)は、ヒシ科の水草。日本、朝鮮半島、台湾、中国などに生育している。日本では各地で個体群が消滅し、絶滅危惧種に指定されている。一年草。葉は菱形で、粗い鋸歯がある。葉の長さは1.5-3.5cm。茎の先端から葉を放射状に叢生し、水面を覆う。葉柄の中央には空気を含んだ浮き袋状の構造を形成する。花期は7-10月、白または淡い紅色の花弁をもち、直径は6-8mm。果実は石果で長さ約20mm、4本のとげをもつ。近縁種としてヒシ、オニビシなどがある。ヒシの果実のとげは4つの萼片のうち2つが発達したもの(通常残りの顎片は脱落して2本)だが、ヒメビシの果実には上向きのとげ2本と下向きのとげ2本(計4本)が発達し、オニビシの果実には下向きのとげが4本発達している。特にオニビシは果実が大型でヒメビシのほうが小さい。

神野公園内のその他の花々。ヒナギキョウ、ハス、カサスゲ、コウホネ。
