今朝は、昨年から鑑賞したいと思っていた山野草があったので、平尾台へと往復150kmの早朝散歩をして来た。目的の山野草は「ホウライカズラ」で、昭和の森に存在するとの情報をもらっていたが、昨年は上手く見つけることが出来なかった。もう一人の友人から平尾台に存在するとの情報をもらっていたので、今年の開花期を狙っていたら、丁度上手い具合に知り合いがブログに写真を掲示されたので、ソレっとばかりに久しぶりに平尾台まで朝駆け花鑑賞に出かけることにした。71日。2642日。
平尾台には5時前に到着した。生憎の曇天で綺麗な御来光風景は鑑賞出来なかった。

「ホウライカズラ」の場所は二か所を教えてもらっていたが、なかなか見つけられずに、最初に行った場所を二往復してやっと探し当てることが出来た。
〇ホウライカズラ・・・
ホウライカズラの葛は見たとおりの蔓になる植物で、蓬莱は中国の伝説にある不老不死の蓬莱山の蓬莱のことで、(普通に見られない珍しい植物なので、しゃれてつけたのだろう)と牧野図鑑では書かれている。千葉県以西に分布しているとされ、元来が少ない種で、県によっては絶滅危惧植物に指定されるほど生育地が減少しているところもあるようだ。分類上では、以前はシソ目に属するフジウツギ科に置かれていたが、胚の形成等の違いから現在はリンドウ目に属するマチン科ホウライカズラ属とした図鑑に従って、マチン科とした。マチン科は日本では聞きなれない科だが、インド原産の常緑高木のマチンは、赤い果実の中の種子から猛毒で有名なストリキニーネが取れる植物として知られているそうで、マチンの学名には[Strychnos]がついているし、その英名も「ストリキニーネの木」というそうだ。珍しいこのカズラは、実用的な利用法もなく、別名も地方名も無いことから、誰も見たことも行ったこともないが、あるらしいという仙人の住む伝説の蓬莱山を連想したのだろうか。

散策路を歩いている時に鑑賞したその他の花々。スズサイコ、オニユリ、カセンソウ、タチシオデ。

駐車場に戻って来た時は、まだ7時過ぎだった。僅かに4キロ程度の散策だったが、蒸し暑く汗グッショリになった。せっかくの平尾台だし、気温が上昇するまでもう少し散策したいところだったが、11時までには帰宅する予定だったので、無理をせずに出直すことにした。帰路では、車内の温度計では田川市内では早くも32℃、福岡市内に帰り着いた10時過ぎには35℃を記録していた。さて明日は何処の山で御来光を眺め、早朝ウォーキングを楽しもうかな(笑)。
