福岡県西方沖地震から20日で早くも20年が経過する。20年前の大震災の際には。警固断層帯の海側の部分が大きく揺れ、警固断層帯の陸地にある断層は、ほとんどずれていませんでした。今後警固断層帯で大地震が発生する際は、この「揺れ残り」の部分が大きく揺れるだろうと想定されています。震災の範囲は、天神から筑紫野周辺に至る大断層が動くと予想される為に、その規模はマグニチュード7以上の大地震になるそうだ。まことに憂鬱な地震予想ではあるが、何時大地震に遭遇しても瞬時に避難体制がとれるような準備は怠らないようにしておこう。
下記の写真は、福岡県全域の断層帯地図だが、福岡県にはこの他に耳納連山断層帯、福知山断層帯等7つの大きな断層帯がひしめいている。現在動いていない断層帯こそ極めて危険な状態にあるのかも知れない。
〇九州大学工学研究院 附属アジア防災研究センター 浅井光輝教授・・・「(警固断層は)日本一危険な断層の一つであるのは間違いないです」。福岡の地震リスクに警鐘を鳴らすのは、九州大学工学研究院で防災工学を専門にする浅井教授です。2005年3月に発生した福岡県西方沖地震は、警固断層の北西部が震源とされ、福岡市などで最大震度6弱を観測しました。浅井教授が注目するのはこのとき警固断層の陸地にある断層は、ほとんどずれていなかったことです。「揺れ残り」と呼ばれ、南東部が次の震源となれば、都市型の地震になるおそれがあることから日本一危険な断層の一つと言われています。福岡にはどんな地震リスクがあるのでしょうか。
*「大きく2つの断層の名前を覚えておいてほしいんですが、一つ目は西山断層。もう一つは警固断層です」。西山断層は、宗像市から朝倉市にかけて分布する活断層で、津波を起こす危険性があります。「(想定される最大級の地震が発生した場合、県北部の海岸で)堤防付近は2メートル程度以上の津波が観測される可能性があると言われているので(地震が発生すれば)少なくとも海には近づかないことです」。一方、警固断層は玄界灘から福岡市の都心部の真下を通り、筑紫野市にかけて分布しています。「東側に比較的柔らかい土地が堆積していて、西側にいけばいくほど硬い岩盤層になっていることが調査でも分かっています」。
〇本日の明るいニュース。
〇 九州大(福岡市)は、内視鏡検査で十二指腸液を採取し、 膵臓すいぞう がんを選別する検査法を開発したと発表した。新年度から福岡市内の病院で導入する。九大によると世界初の手法で、人間ドックの胃カメラ検査で行えることから、見つかりにくいとされる膵臓がんの早期発見につながることが、期待される。九大は2006年、膵臓がんの細胞が作るたんぱく質「S100P」を特定。採取方法などを研究し、日米の患者で検証してきた。その結果、初期段階を含む膵臓がん患者約8割の十二指腸液内で、一定以上の濃度が確認できたという。検査法は、胃カメラの際、専用のカテーテルで十二指腸液を吸引して採取し、検査施設で判定する。福岡赤十字病院(福岡市)で導入されるという。