油山へ花散策登山。
2024年 04月 09日
相変わらず体調が優れないが、天気は午後からは晴天になる予報だったので、軽く油山を歩いて山野草の散策をすることにした。先日花友さんから問い合わせのあった「ウスギワニグチソウ」をネットで検索してみたら、福岡県と対馬にだけに生存する希少な山野草らしい。「福岡県の希少野生生物」を検索すると、「貴重・希少生物等確認地図」に油山の群生地が出ていたので、時期的には少し早過ぎるかも知れないが、油山なら我が家から10kmの近距離なので、名残の桜見学を兼ねて散策ウォーキングをしてみることにした。51日。2453日。

「ウスギワニグチソウ」の生育場所を教えてもらえるものなら、手っ取り早いと思って、事務所に行って所在を尋ねたが、そう簡単には教えてもらえるはずがないよね(笑)。第一油山の山域に存在するのかも分からないが、生育場所はアカマツ林内と書かれているので、アカマツ林の中を大雑把に歩いてみたが、「まだ見ぬ君」の気配すら捜すことは出来なかった。開花時期は、ワニグチソウと同じ時期とすれば、5月の後半くらいかな。もう一度楽しみに散策にやって来ることにしよう。

〇ウスギワニグチソウ・・・福岡市の山地に唯一の自生地があり、アカマツ林内に生育する。日本では対馬に分布するだけで、九州本島では唯一の自生地で、南限である。アカマツの枯死や常緑樹の成長により、林床の光環境が悪化し、減少傾向にある。開花個体数は50未満である。
4km程度の歩行で、園内をくまなく歩いたわけでは無いが、ソメイヨシノの開花は終焉に近かった。


by kabuto1952
| 2024-04-09 19:10
| 油山
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