何と無く体調が優れない。最近は、楽しいはずの登山中も、顕著に疲労を感ずるようになって来た。10日からは鹿児島遠征を予定、来週になれば、連戦連投でアケボノツツジ咲く高山への登山を考えているが、果たして弱った足でどの程度歩けるだろうかな(笑)。今日は、近郊の山の桜を軽く眺めて歩く事にした。
水城跡の桜はまだまだ綺麗な状態だった。前日の夕方は、駐車場は満車状態で大勢の見物客で溢れていた。
〇水城跡・・・663年の白村江の戦いに敗れた後、唐・新羅からの攻撃に備え築かれた防衛施設。国の特別史跡。今も全長約1.2km、幅約80m、高さ約13mもの巨大な土塁を目にすることができる。当時は東西2ヶ所だけに門があり、門からは官道を通じて古代の迎賓施設である鴻臚館や都につながっており、多くの人が往来していた。
岩屋城跡の桜はほぼ終焉。宝満山、背振山の展望。
ウグイスカグラ、ゴヨウアケビ、ムベ。
〇ゴヨウアケビ・・・落葉つる性木本。アケビとミツバアケビの自然雑種。両親が生えているところでまれに見られる。小葉は3個または5個。ふちには波状の鋸歯がある。花は暗紫色。果実はできない。花期は4〜5月。
焼米ケ原の桜。
昭和の森キャンプ場のカリンがとても綺麗に開花していた。好きな花だけに嬉しい気分!!。
今年はカリンの当たり年。
〇カリン・・・カリンの開花は3~5月で、葉の展開とほぼ同時。淡いピンク色の花が短枝の上部に一輪ずつ咲く。直径2~3センチの五弁花で香りはほとんどない。ボケの花に比べると花弁が落ちやすく、色合いも淡いため見栄えがしないとされるが、新緑の淡い緑とのコントラストは美しい。
ツキ谷登山道のミツバツツジが開花していた。宝満山、三郡縦走路のミツバツツジも気になる。
ツキ谷登山道のヤマザクラはほぼ終焉。
草ケ谷ダム周辺を飾る桜。
昭和の森では、ソメイヨシノやヤマザクラに代わって八重桜が豪華に開花を始めていた。
キャンプ場のツツジやツクシシャクナゲが豪華に開花を始めていた。
夏は来ぬ。サルトリイバラ、ミツバアケビの新芽。
〇ミツバアケビ・・・ミツバアケビは、アケビ科アケビ属の落葉性つる性木本。秋に実る果実は食用になる。アケビとともに秋の味覚として親しまれてきたつる性の植物で、3枚の小葉があることからミツバアケビとよばれる。中国名は「三葉木通」。地方の山菜名でキノメともよばれる。
カナクギノキ、ヤシャブシの新芽。
ヒトツボクロ、フデリンドウ、タネツケバナ。