「清明」の花散歩(佐賀~平戸)。
2024年 04月 04日
4日はよかやま会主催の「大崩山登山」の予定だったが、残念なことに雨の予報で中止になった。次の日は、単独で比叡山を歩く計画にしていたが、次の日の予報も雨になったので、4日の代替案である「二上山登山」に参加することなく、西方の花散策に出かけることにした。時期的には少し早いかも知れないが、「ヒレフリカラマツ」、「アケボノアオイ」、「ゲンカイミミナグサ」の鑑賞目的で平戸まで走ることにした。
〇「清明」・・・清明は「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」の略語で、一年の季節を24分割した「二十四節気(にじゅうしせっき)」のうちのひとつです。春分を過ぎた4月の上旬から下旬の時期で、春のうららかな日差しを受け万物が明るく清らかであることを意味しています。
雨は上がっていたが、午前中はすっきりしない天気だった。各地の桜を眺めながら平戸まで走った。
〇アケボノアオイ・・・ ツクシアオイの変種で花が白色のものを言う。葉は長さ6~10cmの長楕円形で基部は深い心形。表面は平坦で光沢がない。

開花には少し早いかなと思っていた「ヒレフリカラマツ」は、株数は昨年程では無いが、綺麗に開花して妖艶な姿で迎えてくれた。開花初期故にピンクのキュートなお尻が雨に濡れて一段と綺麗に見えた。

〇ヒレフリカラマツ・・・ヒレフリカラマツ: 初夏、湿った岸壁に咲くカラマツソウ属の希少種。高さ10~20cm、葉は2~3回3出複葉。小葉は2~3cmの卵形~円形。花は直径1cmで、萼片は花の時期に残る。

ヒメナベワリ、オオサンショウソウ。



〇オオサンショウソウ・・・オオサンショウソウは,暖かい地方の湿り気のある日陰に生える目立たない野草。多くは雌雄異株で雄株は葉えきから花柄を立ててその先に雄花序をつける。雌株は葉えきにほとんど柄のない雌花をつける。ひとつ個体の先のほうに雄花,基部のほうに雌花をつける両性個体も見つかる。サンショウソウの仲間では,サンショウソウとともに比較的普通に見られる種。サンショウソウよりも大型で,葉先がとがるのが特徴。また,サンショウソウが茎に微細な毛状突起があるのに対してオオサンショウソウはほぼ無毛。またサンショウソウは,葉縁が鋸歯のところで盛り上がるようになるのに対してオオサンショウソウでは平坦。

ムサシアブミ、ダイモンジソウの葉、ウラシマソウ。

大バエ灯台。強風の為に岸壁下までは下りなかった。

灯台周辺で見かけた花々。トウダイグサ、ヤエムグラ、オドリコソウ。

平戸大橋夜景。自分の車のライトで、桜をライトアップした(笑)。此処で車中泊をしていたが、怪奇現象に遭遇。恐くなって移動して夜を明かした。




by kabuto1952
| 2024-04-04 12:21
| 離島・半島・灯台巡り
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