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そうだ!山に登ろう

登ってきました!あの山この山!

福岡地震への警戒。

〇南海トラフ地震・・・ 福岡県も津波のリスク。突然、身に降りかかる自然災害。実は、福岡でも短時間で、高い津波に飲み込まれるおそれがあることは広く知られていない。今後、30年以内に太平洋側を震源に70%~80%以内の確率で起きるとされる「南海トラフ地震」。国の想定では、周防灘沿いにある福岡県の6つの市や町にも最大4メートルの津波が到達する可能性があるのだ。3年前の2021年、当時、九州大学の准教授だった杉本めぐみ氏(現大阪大学准教授・防災教育、災害リスクマネジメントが専門)は、取材に対し、「太平洋側」だけでなく、短時間で押し寄せる「日本海側」の津波にも警鐘を鳴らしていた。福岡県内では8つの断層が確認されているが、この中で、杉本准教授が特に注目していたのが玄界灘から朝倉市に至る「西山断層帯」だ。九州大学・杉本めぐみ准教授(2021年当時):国の想定で、西山断層で大きな地震が起きた場合、2分間で4.2メートルの津波が福津市、宗像市、岡垣町まで届くと言われています。さらに深刻なのは、津波が起こる地震というのは30秒以上揺れ続ける可能性が高いので、30秒、身を守るために待っていたら、残りの1分30秒の間にきちんと安全を確保する避難をできるかということにおいて、非常に短い時間でということに対して、私は大変心配しています。生死を分ける2分間。津波から身を守るためにはどうすればいいのか?九州大学・杉本めぐみ准教授(2021年当時):4メートルの津波というのは、高さが3階建て以上の建物を見つけておく必要があります。そういったものを事前にどこにあるかということを知っておかなければ、2分の間にそれを見つけてそこに逃げるのは難しいです。今回の地震、能登半島の沿岸部には地震の発生から1分以内に津波が到達している。西山断層に起因する地震では、福津市や宗像市などで地震発生から2分で「4メートル以上」の津波が到達する可能性がある。さらに、地下鉄赤坂駅の西側を通り、福岡市のほぼ中心部を貫く活断層「警固断層」で直下型の地震が発生すると、死者が1,000人以上、約1万8,000棟の建物が全壊、避難者は4万人以上に達すると想定されている。2005年に最大震度6弱を記録した福岡。大地震は、いつ、再び起きるかわからない。緊急事態に対する日頃からの「備え」と、いざというときの一秒でも早い「行動」が求められる。(テレビ西日本)。
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〇 新春を寿ぐはずの元日に突如襲った大地震では、死者・安否不明者が200人を超えている(1月10日時点)。同じ規模の巨大地震はどこで起きるか。地下の異常を冷静に、常時見守る研究で予測する「内陸で起きた地震としては、遡ること実に約130年前、1891年の濃尾地震(M8・0)以来の大地震となりました。マグニチュードで言えば、熊本地震('16年)の3~4倍の規模です。振り返ってみると、'20年の暮れから、能登半島の珠洲市の近辺では群発地震が起きていました。昨年5月にはM6・5、震度6強という地震も発生していますが、この3年の間にM1以上の地震が約1万4000回も起きていたんです。その群発地震で、割れ残り(破壊されずにまだ残っている岩盤)の存在が確認され、そこが動く可能性がありました。ですから私は、1年ほど前から能登半島内陸でM7クラスの地震を警戒していたんです」。地震予知学を専門とする東海大学および静岡県立大学客員教授の長尾年恭氏は、独自の解析に基づき、能登半島で近く大地震が起きるとメディアで発信していた。日本地震予知学会会長も務める長尾氏に、次に大地震が起きる地域を訊いた。「今回の地震では、想定していた以上に広範囲で活断層が破壊されてしまった。マグマのような何らかの流体が能登半島の地下10km~20kmに入り込んで断層同士の摩擦力が小さくなり、大きく動いたためです。震源地を示すのに使われる×マークは単に破壊が開始された点を示すもので、M7・6ほどの規模になると百何十kmという長さの断層が破壊されます。今回は、能登半島の西端から佐渡島近くまで一挙に動きました」。「地震学の常識として、破壊された断層部分ではそれまでの歪みが解消されますが、その両端にはなお歪みが残ります。西端の歪みは'07年の能登半島地震ですでに解消されましたが、断層の東端では大きな地震はまだ発生していません。ですので、私たちがいま最も心配しているのは、断層の東端、つまり佐渡島付近で同じようなM7クラスの大地震が起きることです。今回の地震で津波が比較的小さかったのは、断層の多くが内陸にあったからですが、佐渡島付近の海で地震が起きると大津波が発生します。日本海側最大級の港町、人口約80万人の新潟市は大きな津波の被害に襲われるでしょう」
〇 「活断層が破壊されていない割れ残りが存在しているために、私が注目している地域は実は他にもあります。人口約160万人を擁する福岡市です。'05年にM7・0の福岡県西方沖地震を引き起こした警固断層に、割れ残りが存在するからです。次にそこが破壊されることは多くの地震学者の共通認識になっています。割れ残りは福岡市中心部である博多区の真下にあり、残っている断層の長さを勘案すれば、最大震度7クラスの地震が懸念されます。ですから私は、出張などで福岡に行く人には、『格式の高い古いホテルよりも、格安なビジネスホテルでもいいから、築年数が浅いホテルに泊まるように』と忠告しているんです」
〇北九州市に見られる異常・・・「ところでいま、地震学でよく知られている前兆現象の一つが、地震活動の静穏化、要するに”嵐の前の静けさ”です。地震活動が活発化している地域だけでなく、相対的にそれが低下している静穏な地域も、過去の経験則から大地震が発生する可能性が高いと考えられるのです。静穏な状態から、地下で断層が徐々に割れてきて活発化し、大地震が起こる。つまり、活発化と静穏化どちらも、地震の前兆を示す異常な状態ということです。私は気象庁が毎日発表している地震のデータをもとに、過去10年間の平均と比べて、最近1年間はどれほど地震活動が活発なのか、静穏なのかを解析し、それを『地下天気図』と名付けて公表しています。当然ながら、ここ最近は能登半島が非常に活発化していました」。「逆に静穏化が進んでいる地域で注目されるのは北九州市や宗像市付近です。この地域の地震活動データを追跡するなかで複数の異常が確認されており、福岡県は総じて心配です。他に地震活動が静穏化している地域としては、山梨県・長野県付近と、鹿児島県の屋久島付近が挙げられます。大地震は静穏化という異常現象が終わってから半年ほどの間に起こります。活発化している地域では『いつ起きるのか』は非常に判断しにくいのですが、静穏化している場合の多くはそれが解消してから起こるので、予測はしやすいと言えますね」。

by kabuto1952 | 2024-02-15 10:42 | 災害 | Trackback
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