今日の予定が無くなったので、急遽花散策で平戸まで走った。少し早いかなとは思っていたが、目的の花で、イトラッキョウ以外は全てが、開花初期の綺麗な状態で鑑賞することが出来た。見返りの滝、白岳、佐志岳、その他の平戸周辺を散策して楽しむことが出来た。車中泊して、もう一日は西海路の花々や海の風景を楽しみたいところだったが、娘が帰省しているので、急ぎ帰宅した。153日。
*白岳登山口(10:01)~白岳山頂(10:30)~登山口(10:51)。歩行距離1.0km。
*佐志岳登山f口(12:32)~佐志岳山頂(13:45)~登山口(14:28)。歩行距離1.6km。
見返りの滝から白岳へと走った。白岳は僅かに二回目の登山だった。

岩場からの展望。白岳山頂碑。

ホソバヤマジソ、ダンギク、ミラサキセンブリ、ノササゲの実。先般「ヤマジソ」を初めて見たが、ホソバヤマジソが白岳に咲くと教えてもらったので、今回の立ち寄ってみることにした。花は残念ながら終わっていた。

白岳を下山後は、佐志岳へと走った。山頂までを往復して今時の山野草を沢山鑑賞した。目的の花の大半は咲き始めの綺麗な状態で鑑賞出来たが、イトラッキョウは未開花だった。

山頂からの屏風岳、志々伎山の展望。山頂からの海の展望。もう一度イトラッキョウの開花時期に来るつもりだが、その時は「上段の野」まで含めた地域の花々を鑑賞したいものだ。

ヒナヒゴタイ、イブキジャコウソウ、サワヒヨドリ。
〇ヒナヒゴタイ・・・明るい草原などに生える2年草で、高さは50~150センチ。茎は直立し、上部でよく分枝する。葉は対生し、長楕円形~楕円形で、羽状深裂~中裂する。両面に密に短毛や腺点があり、基部は茎に沿下する。頭花は密な散房状に付き、紅紫色で直径1~1.5センチ。総苞は筒形でクモ毛があり、総苞片には紅紫色の付属体がある。花期は10~11月。九州に分布する。名前も姿もヒメヒゴタイによく似ています。ヒメヒゴタイは北海道から九州に分布するものの、本種は九州のみに分布します。総苞は、ヒメヒゴタイは広鐘形なのに対し、本種は筒形です。そのため、本種の方が花は細身です。総苞の付属体は、ヒメヒゴタイは花びら状に開出するのに対し、本種は開出せず総苞に貼り付いています。

ムラサキセンブリ、ヤクシソウ、ヤマジノギク、シラヤマギク。
〇ヤマジノギク・・・ヤマジノギクは,日当たりのよい草原に生える大型の野菊。ノコンギクやヨメナに似ているが,頭花はひとまわり大きく,草丈も高くなることが多い。総苞片が細長く先が尖るのも,顕著な特徴。普通,冠毛は舌状花のものが短く,筒状花のものが長い。(異冠毛)すべてが長い長冠毛のノコンギや,すべてが短い短冠毛のヨメナと,この点で識別できる。

チョウセンノギク。開花には時期尚早かとは思っていたが、丁度開花が始ったところだった。
〇チョウセンノギク・・・
トラッキョウ、シマシャジンと並ぶ全国に知られた秋の平戸を代表する植物の一つで、キク科の多年草。日当たりの良い乾いた草原や岩場に生えます。秋、径5~8cmもある大きな白く美しい花(頭花)を咲かせます。時には淡いピンクや黄色を帯びた花もあります。園芸用に栽培されるキクの原種の一つとも言われています。中国、朝鮮半島にも分布してますが、日本で見られるのは長崎県と鹿児島県で、長崎県内では平戸のほかに対馬、壱岐などが知られています。なお、チョウセンノギクに近く葉の切れ込みが深いイワギクは、九州~北海道に点在しているようです。

ダンギク、イトラッキョウ、ムラサキシキブ。

コシオガマ。佐志岳から下山してシマシャジンを探しに行ったら、目の前に咲いていた。初見の花なので嬉しかった。
〇コシオガマ・・・ 葉緑体を持ち自分でも光合成を行ないますが、根の一部を他の植物の根に食い込ませて養分を奪う性質も併せ持つ、半寄生植物です。従来の分類体系では、ゴマノハグサ科に分類されていました。
〇タマムラサキ・・・海辺の低草地などに生える球根性の多年草。別名ハマラッキョウ(浜辣韮)、但し砂浜に生えるものではない。姿が近似種のヤマラッキョウ(山辣韮)に酷似しており、その海岸型変種ではないかという声も聞く。ぱっと見は変種どころかヤマラッキョウそのものといっても過言でないほどそっくり。

シマシャジン。以前鑑賞していた場所は、株数が段々と減っていたので、絶滅の心配をしながら行ってみた。嬉しいことに沢山の株が復活していた。最初に観た場所も、それ以来観ることはなかったが、今年は当たり年なのか、数株が復活していたのは嬉しかった。来てよかった!!。
〇シマシャジン・・・ 長崎県の五島列島、福江島(五島市)で珍しい薄紫色の花が咲いている。釣り鐘形の花が特徴の「シマシャジン」。長崎県内の植物園によると、世界でも長崎の五島市と平戸市、韓国の済州島でしか見られないとされている。キキョウ科の多年草で、環境省の絶滅危惧種に指定されている。福江島の西端、海に突き出た大瀬崎灯台の斜面で咲いている。

シマシャジン。上記とは異なる場所で、ビックリするくらいの大株を鑑賞することが出来た。情報をいただいた方に感謝!!。

シマシャジンとハクサンボクの実。
〇ハクサンボク・・・本州の一部地域(伊豆半島、神奈川、愛知、山口)、伊豆諸島、小笠原諸島、高知、九州及び沖縄に分布するレンプクソウ科の常緑樹。石川県の白山が原産地だと誤認されて、ハクサンボクと名付けられた。主に西日本の海岸沿いや林地に自生し、関西地方では庭木としても使われる。伊勢神宮のものが有名。ハクサンボクの開花は3~5月。直径5~15センチの椀型をした花序に、白い小花を密集させる。小花の直径は5~8ミリだが、先端は五つに裂け、雄しべはその裂片から突き出る。花は乾燥すると異臭を放つ。果実は長さは8ミリ程度で、10~12月頃に赤く熟す。

ダンギク。この場所のダンギクは、開花がピークで綺麗な状態で鑑賞することが出来た。

来月初めにまた来よう、平戸。
