19日は、「八山会」の企画に参加して八方ヶ岳を歩くことにした。今の時期のこの山系は、マムシが大量に出没するので、単独ではなかなか足が進まない地域だったが、この度「八山会」の皆さんと一緒に歩いて、沢山の山野草や自然美を楽しむことが出来た。暑さに対する懸念もあったが、山頂以外は、雑木林の日蔭と渓谷を吹き抜ける涼しい風に癒され、未踏の「カニのハサミ岩」まで登り上がれて嬉しい体験まで出来た。翌日、翌々日は花散策で走り回ったが、未知の花にも巡り合えて嬉しい三日間を過ごすことが出来た。111日。
道の駅旭志で八山会の皆さんに合流。

渓流沿いの登山道をナツエビネが涼しく飾っていた。涼風が心地良く暑さをしのげた。

ナツエビネは丁度満開の状態でとても綺麗だった。

登山道沿いで見かけたミヤマウズラとシュスラン。

山頂に到達。此処だけは日射しを遮るものがなく暑さの極致。青空ほどの周囲の展望はなく若干霞んでいた。

下山は山の神ルートを下山した。途中から蟹足岳に向かい、「カニのハサミ岩」を往復した。どちらも未踏の地だったので嬉しい初体験となった。

「カニのハサミ岩」を往復出来て感無量。「カニのハサミ岩」からの山の神ルートの合流点までの下山は、落石も恐く慎重に下山した。この区間は物凄く暑く、疲労感たっぷりの下山路だった。

山頂標識の真下に一輪だけマツムシソウが咲いていた。シコクママコナ、久しぶりに鑑賞したトラノオスズカケ。
〇トラノオスズカケ・・・トラノオスズカケは四国の南部と九州に自生するとされている。まことに変わった和名がついているが、球形の花序の付きようが、(鈴懸衣)山伏などの修験者が着用する法衣の上につける結袈裟(ゆいげさ)についた、丸くて大きな房に似ていることから来ているそうで、房状の果実がぶら下がるプラタナスの和名が鈴懸の木となっているのも同じ理由からのようだ。このトラノオスズカケは、球形ではなくて長楕円形になった花序を葉腋につけるが、花は近くによってもあまり目立たず、トラノオ(虎の尾)とはあまりにも大げさな命名に思える。植物の名前ではミズネコノオやネズミノオなどとともにトラノオがつく和名もいくつかあるが、尻尾状に見えるもので、猫や鼠に比べて太く荒っぽい感じのものを虎の尾と表現したのだろうか。

ミズタマソウ、ヤマホトトギス、ボタンヅル、カエデドコロ。

ツルリンドウ、オトコエシ、マツカゼソウ、マルバイチヤクソウ。
