16日は、当初は長崎市内の山を歩く予定だったが、遠路花散策に来られている友人と「松浦道の駅」で合流し、周辺の花散策をすることになった。
「松浦道の駅」を夜明けと共にスタートして、花散策で周辺部を走り回った。当日は30℃を超える真夏日で、暑くてたまらない一日だった。

第一目的の花は「ナヨテンマ」だった。友人と一緒に探したので、比較的短時間のうちに発見することが出来た。多少ピークを過ぎた感もあるが、嬉しい出会いだった。
〇ナヨテンマ・・・ナヨテンマとは、樹林帯の林床に自生する腐生植物で、1本の花茎には肌色のような淡褐色をした、鐘形の花を複数咲かせます。光合成をしないため、葉が退化した鱗片葉を花茎に持っており、葉は互生です。草丈は50cm程にも伸び、根茎は肥厚します。赤橙色の唇弁には突起があり、三角形です。唇弁以外は、根茎を含め全身が同色です。花は上部の背萼片1つと左右の側萼片2つが合着しています。鐘状の花の内側に小さな2つの側花弁が耳のように存在しています。花の中央部から下に唇弁、上に蕊柱があります。常緑広葉樹林だけでなく、スギやヒノキといった常緑針葉樹の植林でも見つかっています。

「ナヨテンマ」を鑑賞後は、「ヒナラン」と「ジガバチソウ」を五年ぶりに鑑賞することにした。2018年に九千部岳にヤマボウシを鑑賞に登った際に、クモキリソウを一緒に撮影していた女性から、この二つの花の情報をいただいて鑑賞することが出来た花だ。懐かしくパチリ!!。

アブラギリ、バリバリの木。
〇アブラギリ・・・トウダイグサ科の落葉高木。種子から桐油を採取するため江戸時代前期に中国から伝播した。葉や果実がキリに似ることから「アブラギリ」と名付けられた。日本の中部地方以西の本州、四国及び九州に自生するという説もあるが真相は不明。
〇バリバリノキ・・・同属のカゴノキに似るが、葉は細長く10~20センチ程度で、先端が尖る。葉は枝先に集まってつき、葉と葉が風で擦れる音から「バリバリノキ」という名前になったという説があるものの、それほど硬い葉ではなく、真偽は不明。他には葉や枝に油分が多く、バリバリとよく燃えることから命名されたとする説もある。雌雄異株で8月頃に花を咲かせ、花の後には実ができる。花は薄い黄緑色の小花が集まったもので、それほど美しくはない。実はカゴノキに比べるとより大きく、越冬した後、6月頃に黒紫色に熟す。

友人とは別れて福岡へと帰宅したが、帰路で芥屋海岸に立ち寄ることにした。綺麗な海の展望は広がっていたが、車内の温度計は、糸島周辺で32℃を記録するような暑さだったので、ゆっくりと海岸線を歩いて楽しむような状態ではなかった。


芥屋海岸で鑑賞した花々。ウマノスズクサ、ナミキソウ。

芥屋海岸周辺で見かけた花々。アカバナルリハコベ、ハマツメクサ、カワラマツバ、キョウチクトウ。

家に帰ったら「黄金オニユリ」が咲いていた。今年は二株咲きそうだ。下記写真の上段は昨年のムカゴから育った三代目の株と今年出来ているムカゴ。後三年もすれば「黄金オニユリ」の畑が出来るかな。原種は対馬では絶滅したみたいだから、是非とも広げてみたいものだ。
