四月最終日は、祖母山に行くか井原山に行くか色々と迷いながら英彦山へ行くことにした(笑)。現在英彦山北岳から中岳方面へは通行禁止になっているが、北岳山頂から少しフライングして、立ち入り禁止区域に侵入させてもらい、鹿除けネットの位置から稜線沿いに数十メートル下るとツクシシャクナゲの群生地がある。此処数年は、大半の大木の花付きが悪く、対岸の北西尾根のツクシシャクナゲの開花に対してみすぼらしい状態だった。英彦山山麓のツクシシャクナゲの開花時期でもあるし、北西尾根が立ち入り禁止なら、この尾根のツクシシャクナゲの開花に期待して北岳へと久しぶりに登り上がることにした。
前日の雨はかなり降ったのだろう。車道にも水が溢れている場所もあり、高住神社裏の小川はかなりの水量となっていた。

北岳への登山路から眺めたミツバツツジの飾る遠望。下段は、望雲の頭付近に咲くミツバツツジ。ミツバツツジも丁度開花が始まったところだった。北西尾根もきっと綺麗なのだろうな。

北岳山頂からの雲海の展望。

久しぶりの北岳山頂・・・英彦山の主祭神は、この北岳山頂に祀られている「アメノオシホミミノミコト」だ。何故この北岳山頂に主祭神が祀られているのだろうかと何時も思う。
〇北岳(1192m)の祭神は、天之忍穂耳命(天照大神の子、 アメノオシホミミノミコト)、中岳(1190m):イザナミノミコト、南岳(1199m):イザナギノミコト。

鹿除けネットに沿って尾根を下ると、そこはツクシシャクナゲの桃源郷だった!!。今年の開花は素晴らしい。丁度開花が始まったところで、蕾は沢山ある。GW期間中に開花のピークを迎えるだろう。忙しい??日程だが、もう一度鑑賞に来たいものだ。中岳、南岳の遠望を飾るツクシシャクナゲ。

期待通りのツクシシャクナゲの開花状態だった。来てよかった!!。

鷹ノ巣、犬ヶ岳方面の遠望を飾るツクシシャクナゲ。


新緑の英彦山。これから木々の花が一斉に開化して来る。ニガキ、オオカメノキ。
〇ニガキ・・・北海道から沖縄まで広い範囲の低山に分布するニガキ科ニガキ属の落葉高木。大隅半島で発見されたヘツカニガキという木があるが、そちらはアカネ科の樹木であり、日本にニガキ科の木は一種しかない。黄河より南の中国、朝鮮半島やヒマラヤ付近にも自生が見られる。 樹皮や葉のみならず木全体に苦味成分であるクワッシンを含み、「ニガキ」と名付けられた。苦味には胃薬としての効能もあり、日干しした小枝を煎じた物、葉を刻んで粉末にした物が漢方薬「苦木」として売られており、センブリやキハダに並ぶ効果を発揮する。またニガキは、かの有名な太田胃散の原料としても表示されている。樹皮は平滑であまり特徴はないが、樹齢を重ねると縦に裂け目が入る。乾燥させた樹皮は解熱、解毒、殺虫に使われる。かつてニガキの樹皮は染料や毛ジラミの駆除剤として広く利用され、その傷跡が幹に残る道端のニガキも多い。

下山路で知り合いの女性にバッタリ遭遇。花鑑賞に来られたとのことで、カヤランとマツランだけを案内した。マツラン。

カヤラン。

ナガバノタチツボスミレ、ワチガイソウ、クリンソウ。登山路の花々は、夏の花への交代時期で、大半が終焉を迎えていた。
