今日から「立冬」だ。幾ら何でも早過ぎるが、来年の干支の「兎」の付く山が九州に無いかと探して見ることにした。九州内では、阿蘇に「
卯の鼻」(774m)が紹介されていた。他に山名ではないが、小岱山の山中に「
うさぎ岩」と言う地名もある。次回の山口・広島県の遠征で登ろうと思っている岩国の大師・白滝山(473m)にも「
うさぎ岩」が存在する。他にも探せば、沢山のうさぎの付いた地名があるかも知れない(
宝満山のうさぎ道)。年末年始の楽しみとして、それぞれの山々を歩いて見ることにしよう。
神社では、狛犬の代わりに狛兎が使用されている変わった神社が杷木に存在していたので、昨日の日田からの帰路で参拝してきた。
〇杷木神社・・・【ご祭神】伊弉諾尊、伊弉冊尊、大己貴命、武甕槌命。神社の創建は古く、約1500年前第26代継体天皇の頃といわれています。その頃起こった筑紫の豪族磐井の反乱を平定するため、杷木大明神に勝利を祈り、無事鎮めたと社記にあります。3月と12月に行われる鎮祭は杷木の三大奇祭の1つです。享保3年(1718)に今の場所に奉遷されました。
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杷木神社は、狛犬ではなく、狛うさぎが奉納されています。縁結びの神として有名な大国主命が助けた兎(うさぎ)が従者として仕えた事から狛兎が奉納されていると言われています。毎年3月27日に春大祭が行われており、地域では「杷木市」ともよばれ、子どもから大人まで総出で神輿、太鼓等の伝統文化を継承しています。

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日本の神々は神無月に出雲大社での神集いに行くとされますが、杷木神社の祭神はそれには参加せず、一年中氏子の安全と豊作を守って働き続けるのだそうです。それで氏子たちはそのことに感謝し、年2回の鎮祭を行います。この祭りは神がゆっくりと休まれることを目的としていますので、期間中は大きな声や音、歌などを鳴らしてはならなく、下肥等のにおいをさせてはいけない、生木や生竹を伐ってはならない、漆器を用いて食事をしてはならないなどの取り決めがあります。これは出雲・佐太神社の神在祭が「お忌さん」(おいみさん)と呼ばれ、祭の期間中は、歌舞音曲、喧騒、造作等も慎む禁忌の祭としていたという話によく似ています。

〇「卯の鼻」登山地図・・・地図は、ネット上から無断で拝借しています。

〇「小岱山」登山地図・・・地図はネット上から無断で拝借しています。
