先日鑑賞した植物が「大分県レッドデータブック2011]に掲載されている「チョクザキミズ」ではないかと思って、問い合わせをしていましたが、今日下記のような返事をいただきました。
〇レッドデータブックおおいたHPからのお問合わせいただきありがとうございます。ご連絡が遅くなりすみません。送付いただいた写真を大分県の専門家に確認いただいたところ、「チョクザキミズ」でほぼ間違いはないだろうとのことでした。大分県に生息しているチョクザキミズと比較すると、葉が少し丸っこく、実(花)が少し違うようにも見えるが、チョクザキミズだろうとのことです。どうぞよろしくお願いします。
〇チョクザキミズは,比較的最近確認された新しい植物。目立たない植物なので近年まで見過ごされてきた。ミズ属の仲間に似ているが,雄花,雌花ともに長い柄の先にかたまってつくのが大きな特徴。この様子を盃に見立てて猪口咲みずと名づけられた。ミズ属とは別のチョクザキミズ属に分類される。きれいな水が湧出するような岩場や湿地に生え,生育地は限られている。熊本,宮崎,大分県。さらに山口県にも自生地が見つかっている。

「レッドデータブック2011」の中で鑑賞したい山野草は「タガネラン」だけとなった。何時の日か巡り合いたいものだ。
〇タガネラン・・・台湾などに近縁な仲間があり,本県だけに生育する。生育地は極めて希。個体数も数えるほどで,常に絶滅の危機に瀕している。県内分布豊後水道域。生育環境石灰岩の丘陵地林縁や林内。現状生育地の一部は鉱山用地で一般の人の立ち入れない所にある。今後の石灰岩の発掘などにより,生育地を消滅することが考えられる。本県の特産種とされる。基準標本産地[津久見市上青江]。マツダエビネと同種とする説もある。