白岩山&阿蘇原野花散策登山・・・6/330。
2022年 07月 11日


〇オオヤマサギソウ・・・オオヤマサギソウは、ラン科ツレサギソウ属の多年草。根はやや肥厚し、長く伸びる。茎は直立し、高さ40-60cmになる。葉は茎に互生し、下方の2枚の葉は大型で表面は光沢があり、葉身の長さ10-20cm、幅4-7cm、倒卵状狭長楕円形で、葉先は鈍頭、基部は細くなり鞘状になって茎を抱く。茎の上方にいくにしたがって葉は小さくなり、鱗片葉になる。花期は7-8月で、淡緑色の花を茎の先に穂状につけ、下方から開花していく。苞は花よりすこし長い。背萼片は長さ3-3.5mmで狭卵形、側萼片は長さ4-5mmで半切卵形。側花弁は背萼片よりやや短く、半切卵形で肉質。唇弁は長さ5-7mmになり、広線形で後方に反り返る。距は長さ15-20mmになり、細く長く伸びる。



〇イシヅツカラマツ・・・山地の岩場に生える高さ30〜100㎝の多年草である。葉は長い柄があって互生し3出複葉、小葉は全緑で先は2〜3裂し基部は円形で短い柄がつく。茎や枝の上部に黄白色の花を円錐状の花序に多数つける。花は径約1.5㎝で、淡紫色の萼片は開花後すぐに落ち、雄しべは長く上半部の葯は黄色でよく目立つ。本種は、山本四郎によって石鎚山西冠岳で発見され(1948)、東大、本田正次博士によって命名された(1952)植物である




〇イワキンバイ・・・根生葉は3出複葉、まれに5小葉からなる羽状複葉、長さ2~5㎝で長い柄がある。葉質はかたく、葉の裏面は粉白色を帯びていて伏毛が密生。花茎の先に集散花序をつけ、花径約1㎝の黄色い5弁花を咲かせる。雄しべは多数あり、花床に白毛が密生する。岩上に生育し、花が梅の花に似て黄色いことからイワキンバイ。よく似た花でツルキンバイ・ミツバツチグリがよく見られるが、生息場所の違い、花茎にも葉を付けることで見分ける。


〇テバコモミジガサ・・・テバコモミジガサは、キク科コウモリソウ属の多年草。同属のモミジガサ に比べると全体がやや小型で弱々しく、葉の裏面の葉脈が隆起する。モミジガサに比べやや稀で、同種より標高の高いところに生育する。日本固有種。本州の関東地方から近畿地方の太平洋側、四国、九州に分布し、落葉広葉樹林の林床や谷川のほとりなどに生育する。四国の剣山、石鎚山から手箱山にかけては多数が群生する。典型的なソハヤキ要素の分布をする植物として知られている。和名のテバコモミジガサは、「手箱紅葉傘」の意で、はじめ、高知県の手箱山で見いだされたことにより、牧野富太郎 (1910)により命名された。牧野 (1940)は、『牧野日本植物図鑑』の初版において、「和名手筥紅葉傘ハ初メ本種ヲ土佐國手筥山ニ採集セシヲ以テ斯ク名ケシナリ」と述べている。










