15日は三俣山に御来光登山をして、ツクシシャクナゲとミヤマキリシマの開花状態を観察の予定で車中泊したが、深夜から早朝にかけてのあまりの寒さに恐れをなして、三俣山でのご来光鑑賞は中止にして、高度の低い黒岩山周辺の登山路からご来光を眺めることにした。久々に九重で眺める御来光だったが、予想以上に天空が焼け、綺麗な御来光風景を眺めることが出来た。「黒岩山~大崩ノ辻」を往復したのだが、期待したミヤマキリシマは虫食いが酷く、今年は綺麗な絨毯の景色には程遠い惨状となりそうだ。一方で峠を過ぎたであろうツクシシャクナゲはまだ綺麗な状態の花が残っていて、ミヤマキリシマの宴を楽しめなかった分、ツクシシャクナゲの宴を楽しむことが出来た。下山後は、小雨がパラつき始めたが、傘をさして、男池と雨乞で山野草の散策を楽しんだ。
牧ノ戸(4:25)~泉水縦走路~大崩ノ辻(6:24)~黒岩山(8:19)~牧ノ戸(9:41)。歩行距離5.6km。74日。
御来光は黒岩山頂ではなく、泉水縦走路の高台で眺めることにした。此処でご来光を眺めるのは初めてだった。今後は此処で一人寂しく眺めることにしようかな(笑)。九重の神様は優しい。素晴らしい朝焼けの光景をプレゼントしてくれた!!。


最後は天使の梯子が出現。天狗ヶ城や星生山あたりの山頂で眺めたらもっと凄い風景だったに違いない。35分で登って来れる展望所だ。今後の爺様用の「ラクチン展望所」として大いに活用することにしよう(笑)。

ミヤマキリシマの飾る三俣山の展望。泉水縦走路から振り返った、ミヤマキリシマの飾る黒岩山の展望。

大崩ノ辻に至る縦走路にはツクシシャクナゲの群生地がある。全体的にはピークを過ぎているが、まだまだ艶やかな状態の花が沢山残っていた。先週の沓掛山でツクシシャクナゲを眺めた際に立ち寄るべきだったかな。


大崩ノ辻山頂。湧蓋山を飾るミヤマキリシマの写真を撮りたいところだが、周辺に綺麗なミヤマキリシマは全く開花していなかった。

大崩の辻山麓全域で尺取り虫の害が物凄かった!!。昨年もかなりの虫害があったが、今年はそれ以上だ。今年の泉水縦走路でのミヤマキリシマ鑑賞には期待しない方が良さそうだな。

黒岩山周辺でもツクシシャクナゲが綺麗な状態で開花していた。ツクシシャクナゲが飾る由布岳の遠望。

イワカガミが綺麗に開花していた。

黒岩山山頂で眺めたツクシシャクナゲの飾る三俣山、星生山の遠望。

黒岩山から下山後は男池周辺と、由布岳周辺で花散策を楽しんだ。コケイラン、クルマムグラ、オウギカズラ。

バイケイソウ、トチバニンジン、ツクバネソウ。

キバナチゴユリ、コクワガタ。

ササバギンラン、イチヤクソウ、ウメガサソウ。

カイジンドウ、ツクシシオガマ、オカオグルマ、キリンソウ。

イチリンソウ、バイカイカリソウ、オオヤマフスマ。
〇オオヤマフスマ・・・オオヤマフスマは、ナデシコ科ノミノツヅリ属の多年草。別名、ヒメタガソデソウ(姫誰が袖草)。種子のへそ部に広い膜質の付属体である「種枕」があるため、別属のオオヤマフスマ属 Moehringia とされる場合がある。地下の根茎は糸状に伸びる。茎は細く、高さ10-20cmになり、単一または多少分枝し、下向きの細く短い毛が生える。葉は対生し、葉身は広楕円形から倒披針形で、長さ1-3cm、幅3-10mmになり、先端は鈍頭から円頭で、縁は全縁となり、葉柄は無い。葉の両面に毛が生え、縁と裏面の葉脈上の毛が著しい。花期は6-8月。花の径は約1cm、1-3個が茎先または葉腋につき、花柄は細く下向きの短毛が生える。日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の夏緑樹林内、その林縁または草原に生育する。国外では北半球の温帯に広く分布する。オオヤマフスマは、「大山衾」で、田中芳男の命名であるが、牧野富太郎は「語源は不明」としている。

ニリンソウ、ラショウモンカズラ、ヒメハギ、ジロボウエンゴサク。

ホソバノアマナ、シライトソウ、ギンリョウソウ、ヒメウワバミ。

最近は満月の日は天気が悪い日が多く、なかなか綺麗な満月を眺めることが出来ない。朧げなフラワームーンをパチリ!!。
