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そうだ!山に登ろう

登ってきました!あの山この山!

北斎展・・・九州国立博物館。

今日も生憎の雨曜日となったので、九州国立博物館へ「北斎展」を鑑賞に行くことにした。

「日新除魔図」を日本初の全作公開・・・80歳を過ぎ、病や火災、借金などの苦難を経験した北斎。数え年83歳から84歳の時期に毎朝、魔よけのために描き続けた獅子を集めた大作が重要文化財の「日新除魔図」です。2017年に同館に寄贈されました。以前は個人蔵だったため公にされる機会が少なく、寄贈後も同館のみで一部が紹介されてきました。今回はその全219枚を一般公開する初めての機会です。
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〇日新徐魔図・・・北斎は83歳を迎えた天保13年(1842)から翌14年にかけて、「日新たに魔を除く」ことを願い、ほぼ毎朝、獅子や獅子にゆかりのある人物などを日課として描いた。注文に応じて制作した作品とは異なり、画家本人が厄除けのために描くという非常にプライベートな性質の資料としても、極めて高い価値をもつ。半紙に表された小型の獅子図は、国内外のコレクションに点在し、そのなかでも九州国立博物館は219枚という最もまとまった数を収蔵する。これは、88歳になった北斎が信州松代藩士・宮本慎助に贈ったものとして知られる。なお、宮本氏に贈呈する際に北斎が付け加えた「宝珠図」や「長寿の薬法」も、北斎の遊び心をうかがわせる資料として興味深い。
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常設展
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by kabuto1952 | 2022-05-13 19:27 | 芸術 | Trackback

by いーさん