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そうだ!山に登ろう

登ってきました!あの山この山!

「穀雨」の英彦山登山・・・もう一度北西尾根へ。

21日は英彦山経由で福岡に帰ることにした。昼頃には雨の降る予報だったが、雨の降る時間帯も段々と早まってくる雲の流れだったので、早朝にスタートして、9時過ぎには下山してくる予定で豊前坊から北岳に向かってスタートした。肝心の北西尾根は通行止めなら引き返す予定だったが、幸いに上宮の工事はまだ始まっていないようで、運良くすんなりと下山することが出来た。北西尾根の石楠花とミツバツツジはもう直ぐ開花しそうな気配だった。最後の最後だと思っていた北西尾根の通過だが、もう一度くらいなら歩けそうだな(笑)。
豊前坊(6:10)~望雲台(6:33)~北岳(7:34)~中岳(8:02)~北西尾根~キャンプ場~豊前坊(9:32)。歩行距離5.0km。59日。
〇穀雨・・・二十四節気の一つ。清明(せいめい)ののち15日目で、太陽の黄経が20度に達したときをいい、新暦では4月21日ごろにあたる。穀雨の意味は、百穀を潤し、芽を出させる雨ということ。しかし、このころとくに雨が多いというわけではないが、降れば菜種梅雨(なたねづゆ)ということもある。北国ではストーブをしまい、東日本では冬服を脱ぎ、西日本ではフジの花の咲き始める季節である。



豊前坊の名残りのヤマザクラとソメイヨシノ。満開時は鑑賞出来なかったが、残りの花でも鑑賞することが出来て良かった。
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望雲台へと登り上がる。目的の花はゲンカイツツジとヒカゲツツジだった。二つとも綺麗な状態で鑑賞することが出来た。
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英彦山のヒカゲツツジの開花場所は、望雲台の岩場と溶岩の壁しか知らないが、広い英彦山の山麓では、もっと沢山の群生地があるに違いない。北西尾根が通過出来なくなったら、他の場所でも探してみることにしよう。
〇ヒカゲツツジ・・・関東以西の本州、四国及び九州に分布する日本固有のツツジ。山地の岩場や水辺に見られる。花が控え目であることや、黄色系統のツツジが珍しいことから、和風庭園に重用される。山間の水辺を再現したような庭で石組みの近くに植えたり、日照条件の悪い大木の足元に植えたりと使い勝手が良いとされる。4月から5月にかけて咲く花は黄緑色を帯び、独特の雰囲気を持つ。日陰では蛍光色のようにも見え、自生地では水辺の景を照らすことから「サワテラシ」との別名を持つ
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北岳山頂周辺を飾るオオカメノキ。雨の降り出す前に下山したいのだが、色んな花が咲き始めているので、写真を撮るべく足が止まってしまう(笑)。
〇オオカメノキ・・・山地に普通に生える。ただし関東地方では1200m以上だとされる。枝は横に長くはり、長枝と短枝が組み合わさる。各短枝の先に、白い花を咲かせる。葉は対生、葉身は広卵形または円形。葉脚が浅い心形なので、他のガマズミの仲間と区別できる。虫が好んで葉を食べる、と言うことでムシカリの名がある
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中岳への登山路から眺めた、オオカメノキの飾る南岳、中岳の展望。
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中岳への登山路から眺めた九重山方面の展望とシキミの花の飾る南岳、中岳の展望。

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中岳山頂には誰もいなかった。平日で雨の降る予報でもあるので当然だろう。北西尾根を下山し始めたところで雨がパラついてきはじめた。前回が最後の北西尾根の歩行だと思っていたので、今回此処を歩けたのは有難かった。石楠花の鑑賞でもう一度来ようかな(笑)。
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北西尾根登山路付近のミツバツツジ、ツクシシャクナゲ。もう少しで開花する状態。
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今回一番鑑賞したかった山野草はコミヤマカタバミだった。開花範囲は広がっていたが、早朝だったので大半がまだ未開花だった。
〇コミヤマカタバミ・・・清楚な花を咲かせます。花は白色ですが花弁には脈が入り、その脈はしばしば淡い紅紫色を帯びます。花の中心部には黄斑が入り、それがさらに清楚さを増しています。葉は3小葉で、各小葉の形はまるでハート形で特徴的です。葉の裏面には軟毛が散在します。コミヤマカタバミは群生することが多く、このハート形の葉が林床に広がり、そこから白い花が出て風に吹かれてかすかに揺れる様は心和みます。
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ハシリドコロ。もう開花期が終わっているのだろうか。開花している花は少なかった。
〇ハシリドコロ・・・根茎は肥大し、節を生じる。茎や葉は無毛で柔らかい。葉は互生し、葉身は狭長楕円形で有柄。花は花柄の先端につき帯紫黄色、広鐘状で5浅裂し早春に咲く。果実は球形で径はおよそ1 cm 、萼に包まれる。根茎をロートコン(莨菪根)といい、鎮痛薬などに用いるが、有毒のアルカロイドを含むため劇薬に指定されている。古来、芽生えをフキノトウ(ごく若い芽生え:有毛)や柔らかく美味しそうな山菜と誤認する中毒事故が発生している。誤食 するとほろ苦く 、 思いのほか美味であるが 、 後に嘔吐や けいれん、昏睡などの中毒症状を発症する。
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ヤシャビシャク(天梅)。
〇ヤシャビシャク・・・ ヤシャビシャクは本州・四国・九州、中国西部に分布する落葉低木。ブナなどの温帯林の老木に着生する。高木に着生するので発見しにくいこともあるのであろうが、少ない種とされている。ヤシャビシャクは高い木に着生するので、幹を伸ばすつもりはないらしい。ある程度大きくなると短枝を発達させ、同じ場所に葉や花を咲かせる戦略である。葉は円形から5角形であり、1.5~3cmの葉柄がある。掌状に3~5に浅く分裂し、浅い鈍鋸歯がある。両面に短毛がある。花は淡緑色で4月から5月に咲き、果実は長さ7~12mmで表面全体に毛があり、緑色に熟す。
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カヤラン。
〇カヤラン・・・カヤランは、ラン科カヤラン属の多年草で、小柄な着生植物である。樹木の幹や枝から垂れ下がるように生育し、気根で付着する。名前の由来は、細長い葉が並んでいる様子がカヤに似るためと言われる。植物体はやや細長い茎からなり、ほとんど枝分かれしない。花は春から初夏に咲く。茎の先端から少し根元側の葉の付け根から細長い花茎が出て、その先端が多少枝分かれしてそれぞれの先に花がつく。花は丸っこくて黄色、唇弁には赤い縞模様がある。残り五弁はほぼ同型、先端はやや抱えるように内に曲がる。なお、花茎は葉の並んだ平面の裏側に、それと平行するように伸びて花は葉先から少し顔を出す。着生植物であり、山地の川沿いの樹木の樹皮上に着くが、特に太い幹に着くことが多い。森林内に生え、開けたところに出ることは少ない。人工林で見ることも珍しくなく、着生ランとしては普通種の方に属する。 高い湿度を好み、栽培は比較的困難である。 日本固有種で本州(東北地方以南)から九州まで分布する。
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ワチガイソウ、ツクシショウジョウバカマ、ミツバコンロンソウ、シコクスミレ。
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ヒトリシズカ、コガネネコノメソウ、ヒメウワバミ、エイザンスミレ。
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ハルトラノオ、フウロケマン、ホソバナコバイモ、フイリシハイスミレ。
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レンゲツツジの開花は遅い。ヤマシャクヤクはもう少しで開花しそうだった。
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by kabuto1952 | 2022-04-24 06:20 | 英彦山 | Trackback
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