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そうだ!山に登ろう

登ってきました!あの山この山!

英彦山北西尾根のラスト歩行。

英彦山の上宮の建て替え工事の為に、北西尾根の歩行が出来なくなるそうだ。自分の記録を調べたら、北西尾根を最初に歩いたのは、2010年にMORIさんの会に参加させてもらったのが最初だった。それ以来、英彦山登山の大半はこの北西尾根を使用した。山野草も多く、自然美溢れる北西尾根の存在はとても有難かった。上宮の工事が終了するのは数年後とのことなので、もう北西尾根を使用することはないかも知れないと思って、1日は英彦山登山の思い出に浸りながら感謝の意を込めて歩いて来た。
豊前坊(7:03)~望雲台~北岳(8:45)~中岳(9:27)~北西尾根~豊前坊(11:16)。歩行距離4.7km。46日。



高住神社に参拝。御手水の水がとても冷たかった。
〇高住神社・・・社伝によりますと、御祭神は豊前豊後の国の守護神として、もと鷹巣山に祀られ人々の病苦を救い、農業や牛馬・家内安全の神として古くから崇められ、社殿は遠く継体天皇の御代(約一五○○年前)藤山恒雄によって創建されたと伝えられています。又、当神社は豊前坊天狗神としても有名で、欲深く奢りに狂った人には天狗を飛ばせて子供をさらったり、家に火をつけたりして慈悲の鉄槌を下し、心正しく信仰する人には家来の八天狗をはじめ統べての天狗を集めて願い事を遂げさせ、其の身を守ると伝えられてきました。英彦山豊前坊は九州の天狗群の棟梁格で、霊力が抜群という天狗倒しでも有名です。
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望雲台へと登り上がる。目当てのゲンカイツツジはやっと開花し始めたところだった。アブラチャンの飾る望雲台の展望。前日の雨のせいで鎖が濡れていたので、手袋が濡れてしまい、以後は使用出来なくなってしまった。お陰で寒くてたまらなかった。
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溶岩の壁は凍てついていた。とにかく寒い朝で、木製の階段も凍結していて、滑ってとても危険だった。
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北岳山頂。英彦山の主祭神は北岳に祀られています・・・英彦山の祭神は次の3柱。北岳・中岳・南岳を神格化し各峰に1柱をあてる。主祭神、正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと) - 北岳。配神、伊耶那岐命(いざなぎのみこと) - 南岳。伊耶那美命(いざなみのみこと) - 中岳。
〇アメノオシホミミノミコト・・・アマテラス大神とスサノオ尊の誓約で勾玉より生まれた神さま。神名の「ホ」は稲穂のことで、「ミミ」は実をいっぱいつけて頭を垂れる稲穂を表わし、「立派に実った大きな稲穂」という名を持つ。タカミムスビ神の娘である栲幡千千姫命との間にニニギ尊をもうけます。稲穂の神、農業神として信仰されています。
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北岳からの展望。これからの英彦山登山は、豊前坊から登る際には、北岳から裏英彦山に下山して薬師峠を周回するか、裏英彦山から南岳を周回するルートを歩くしかないな。
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中岳へと向かう。木々に雨氷が付いていた。
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中岳山頂。見納めの風景になるね。
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北西尾根を下山。ツクシシャクナゲの大木からの展望。今年も花芽が沢山付いているので、開花時は例年の様に綺麗な展望を鑑賞出来るのだが・・・残念なことだね。
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北西尾根のそれぞれのツクシシャクナゲの木にも花芽が沢山付いていた。
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天梅、サルメンエビネの葉っぱ・・・昨年は珍しく開花しなかったみたいだが、今年はどうだろうかな。
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アブラチャンが豪華に開花。キブシ、シキミ。
〇キブシ・・・キブシ(木五倍子)は日本の山野に自生する雌雄異株の落葉低木です。 キブシ(木五倍子)という名前の由来は、染料に使われていたフシ(五倍子)の代用品とされたことに因んでいます。 春先、桜より少し早い時期に長さ5~10㎝くらいの房状の花を、枝から下げるように咲かせる姿が特徴的です。
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登山道沿いで見かけた花々。ツクシショウジョウバカマ、イワネコノメソウ、タチネコノメソウ、ホソバナコバイモ。
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セリバオウレン、ハルトラノオ、タマゴケ、サバノオ。
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英彦山から下山後は、日田の家に帰り、庭の掃除と木々の手入れをした。庭木の花々が咲き乱れていた。
〇ヨジノツツジ・・・ヨシノツツジはツツジ科ツツジ属の園芸品種。シャクナゲとツツジ(ヤマツツジやアカヤシオ)の交配種であり、別名は西洋シャクナゲ'吉野'といわれ、園芸種として小輪系のシャクナゲに分類される。高さは1~1.5m。若枝は赤味を帯びる。葉は革質、楕円形、先は尖る。枝先の散形花序に、花をシャクナゲのように密集してつける。花冠はピンク色、5中裂する。花期は3~4月。
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レンギョウ、シロバナトキワマンサク。
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オオシマサクラ。大木に育って豪華な花が咲くようになってきた。大好きな桜なので嬉しい限りだ。
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ノムラモミジの新芽とユキヤナギ。
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リキュウバイ、シデコブシ。
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三種類の桜。何桜かはもう記憶に無い(笑)。
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既に開花の終了した河津桜、コブシ。黒椿。
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シデコブシ(ピンク)。
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by kabuto1952 | 2022-04-03 14:40 | 英彦山 | Trackback(1)
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