蔵持山登山・・三度目の正直。
2021年 10月 18日
昨日の今日でもありますから、今日は静かに家の中で休養しようかと思っていましたが、嫌なことは何時までも禍根を残さないように再度蔵持山登山にトライすることにしました。蔵持山の登山口は、最近では、私の登ろうとした登山口では無く、ダムサイドからの登山口が選択されているようです。今日はその登山口から登ることにしました。

荒れた登山道でした。濡れた石畳は下山時の方が滑って怖かったです。「修験の道」は厳しいと自分に言い聞かせて山頂を目指します。

「車で登れる山は、限りなく車で登る」のが信条の私ですので、最初の鳥居の傍まで立派な車道が延びていたことは極めて悔しいことでした(笑)。「福岡県の山歩き」の新版はどうなっているのか分かりませんが、信仰の山とは言え、この場所まで車で来れば、蔵持山はもう登る山ではありませんね(笑)。

登山道を左側に向かえば上宮、右側に向かえば山頂です。まずは上宮に参拝します。「福岡県の山歩き」に掲載されているからこそ登れた山でした。福岡県の山とは言え、私の家からは70kmの距離があります。「英彦山六峰」に数えられる信仰の山に到達出来て感無量でした。
「何事の おわしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」・・・無宗教、無信仰の私のような者にさえ、この様な霊峰の頂にお導きいただきましたことに深く感謝致します。
蔵持山の山頂標識。山頂はびっくりするくらいに広いエリアがありました。8年の歳月がかかってやっとこの山頂に到達することが出来ました。福岡県の山のほんの一部ではありますが、これで「福岡県の山歩き」「福岡県の山」のピークだけは全て踏むことが出来ました。有難いことでした!!。

蔵持山山頂からの展望。

下山時に立ち寄った社と隣接する洞窟。

午後からは英彦山の花散策を予定していましたが、次男に車のキーを渡すのと、パンク修理の終わった私の車を引き取りに急いで帰宅しました。交換タイヤは新品に交換しても僅かな間しか乗りませんので、整備工場にあった廃棄処分をするタイヤで、比較的新しいタイヤを工賃の2090円だけで備え付けてもらいました(笑)。お陰で11月11日までは、今の車で山へと向かうことが出来ます。私の乱暴な運転にもかかわらずに、7年間22万キロを走ってくれた愛車です。後16日になった2000日登山はこの愛車で何とか達成したいと思っています。
伊良原ダム(9:44)~山頂(10:25)~伊良原ダム(11:18)。歩行距離2.3km。158日。
伊良原ダムの近くに登山口がありました。しかしこの山の私に対する拒絶反応は凄いです(笑)。損保の用意してくれたレンタカーの調子が悪い上に、何故か帰省していた次男の車のキーを気が付かないいうちに持ってきていました(笑)。慌てて次男に電話して、午後に帰宅するまで家で待ってもらうようにして気もそぞろに山頂に向けてスタートしました。



「何事の おわしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」・・・無宗教、無信仰の私のような者にさえ、この様な霊峰の頂にお導きいただきましたことに深く感謝致します。




by kabuto1952
| 2021-10-18 06:17
| 福岡県の山
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