炎暑の四王寺山花散歩。
2021年 09月 16日





〇カナムグラ・・・カナムグラは一年生のツル植物であり、日本全国から中国、台湾に分布している。原野や路傍、河原などの荒地に生育している。和名はツルの性質が強靭であることを「鉄」にたとえたものである。 カナムグラの茎には丈夫な棘がついている。写真では小さな棘のようであるが、とても丈夫であり、カナムグラの生育地を調査すると、素肌の部分は大損害を被る事になる。どのツル植物でもそうであるが、棘は下向きについている。したがって、鎌などで刈り取ろうとすると、服や肌に逆らうことになる。農作業では嫌われ者の植物であり、刈り取りにはそれなりの心構えが必要である。カナムグラの戦略は、一応成功しているといえよう。 河原では大群落を形成することがある。ダム群によって水位が安定した河原では洪水の回数が減少し、ツル植物にとっては絶好な生育地の1つとなっている。

〇ガガイモ・・・ガガイモ科の多年生つる草で山野に生える。長い地下茎からつる性の茎を伸ばし,長心臓形の葉を対生する。茎や葉を切ると白い汁が出る。花は淡紫色で小型,萼も花冠も5裂し,花冠の裂片の先は外側にそり返る。果実は披針形で表面にいぼがあり,長さ約 10cm,幅約 2cm,中に絹糸状の毛のある平らな楕円体の種子がある。果実を乾燥したものが生薬の蘿摩子 (らまし) で,その種子を強精剤に用いる。種子の毛は綿の代用として,かつて印肉や針刺しに使用した。


