今日も15時過ぎから四王寺山をちょこっと花散歩して来た。四王寺山は、現在大宰府側の車道が工事の為に進入禁止になっているので、岩屋城跡周辺の車道を歩いて山野草を散策することにした。
草むらにビッシリとコカモメヅルが咲いていた。四王寺山では初めて鑑賞した。
〇コカモメヅル・・・小さな暗紫色の花は朝まばらに開いて午後には萎んでしまう。花は小さいが披針形が左右に伸びた袋果は長さ4~5㎝で、晩秋 には裂開して種髪をつけた種子を風に乗せて旅立たせる(下掲写真参照)。花の時期から種子が飛ぶまで楽しみに観察できるのははガガイモ科の特 徴だろうか。茎に乳液がありずい柱があるのもガガイモ科の特徴というが、APG分類ではキョウチクトウ科に含められた。同属のオオカモメヅルは山地に生え、 葉が長さ7~12㎝と大きいが、花序は小さく花冠は径5~7㎜とコカモメヅルと大差ない。
〇コカモメヅル・・・
カモメヅルは対生する2枚の葉をカモメの飛んでいる姿に見立てたという。そしてカモメヅルの名がつく中で花が一番小さ い事から小鴎蔓。細い茎から多くの花柄を分枝し、たくさんの蕾や暗紫色の小さな花をつける様はカモメの群れの賑やかさを 連想させなくもない。また双生してやや上向きに開いた袋果 が細い茎の先に下がっている様子もカモメの飛翔姿に似ている気がする。

ノブドウ、メドハギ。
〇メドハギ・・・メドハギは、日本では道端によく見かける雑草である。萩の仲間ではあるが、細かい葉が密生し、いわゆる萩とは印象を異にする。ひょろりと立ち、枝分かれして束状になった姿は独特で、一目見れば遠くからでも区別できる。細長い箒のようでもある。ただしその分布は広く、変異も多い。普通には単なる雑草であるが、薬草として使われることもある。それ以外に、文化的な面で利用されることもある。漢名は鉄掃箒。
名前の由来については、牧野は目処萩であり、元来は筮萩(めどぎはぎ)と言ったのがなまったものとしている。
岩屋城跡で夕焼けを眺めようと思っていたが、全くの不発だった。今週もあまり天気予報は良くないな。アルプス遠征をキャンセルしたので、その分南九州と四国に行こうと思っているのだが。晴れたり雨が降ったりではまるで計画が立たないな。熱帯低気圧が台風に変わらないと良いのだが・・・。コロナ禍も取り敢えずピークは通過したみたいなので、福岡県の非常事態宣言も延長無く解除されることだろう。今年は大変な夏だったな。
