29日は、星生山に御来光登山をすることにした。灼熱地獄のような毎日だが、早朝の九重山頂は涼しい。星生山の山頂も、平日のせいか、私と御婦人二名の三人だけでご来光の風景を楽しめた。下山後は扇ヶ鼻に登り、マツムシソウの開花を鑑賞し、菊池渓谷から来られる外西さんと待ち合わせて男池周辺の山野草を鑑賞した。扇ヶ鼻から下山中に、体調不良で岩場に座り込み、救助を要請している男性がおられたので、手助けになればと思い、家内に連絡して応急処置の方法を尋ねたりしているうちに、救急隊からの連絡で救助ヘリを飛ばしたので、ヘリの到着まで付き添ってもらえないかとの連絡を受けた。30分程待っていると日田から救援ヘリが飛んで来た。ヘリの風圧は物凄い。目が明けられない程に砂塵が舞い、先週買ったばかりの帽子が遥か彼方に飛んで行ってしまった。ヘリで運ばれた後はどうなったのかは知らないが、年齢は40代で若かったし、転んだらしいが大きな外傷は無かったので、病院で点滴治療等を受けたら直ぐに回復したのでは無いだろうかな??。自分も他人の世話にならないように十分に注意して登山をするように心がけよう!!。
牧ノ戸(3:16)~星生山(4:41)~扇ヶ鼻(7:07)~牧ノ戸(9:56)。歩行距離7.9km。112日目。
星生山でご来光を鑑賞。天空の朝焼けはそれ程無く、穏やかな御来光だった。



星生山を下山後に、マツムシソウの開花を期待して扇ヶ鼻へと登り上がった。マツムシソウは一輪だけ開花していた。連日の酷暑ではあるが、高山では初秋の気配も漂い始めている。
〇マツムシソウ・・・マツムシソウ(松虫草、山蘿蔔、Scabiosa japonica)は、マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草・多年草。北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種で、山地の草原に生育する。草丈はおよそ60-90 cmで、葉は対生し、羽状に裂ける。夏から秋にかけて紫色の花をつける。花は頭状花序で、花の大きさは径4 cmほどである。開花時期は、8~10月。葉を出して冬を越し、花を付けてから枯れる冬型一年草(越年草)だが、高地では枯れずに2年目の葉を出す多年草である。マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが和名の由来であるとする説がある。薬草として皮膚病などに用いられることもある。日本の31の各都道府県で減少傾向にあり、各々のレッドリストに指定されている。

トンボソウ、ヤマサギソウは早くも終焉。トンボソウをこの場所で鑑賞したのは初めてだった。
〇トンボソウ・・・トンボソウ(蜻草)は、ラン科・ツレサギソウ属で全国の湿り気のある林内に生える高さ15~35cmの多年草です。トンボソウ属に分類されることもあります。ツレサギソウ属には、亜高山帯の草地に生えるホソバノキソチドリ、日当たりのよい湿地に生えるコバノトンボソウなどがあります。また、亜高山帯の草地に生えるキソチドリがあります。

扇ヶ鼻山麓のナベ谷をノリウツギの花が白く染め上げていた。

ヤマアジサイ。

シモツケソウ、ノリウツギの花。

扇ヶ鼻の山麓に咲いていたその他の花々。オトギリソウ、ノギラン、シライトソウ、サイヨウシャジン。

ワレモコウ、イブキトラノオ、ホクチアザミ、イヨフウロ。

救助ヘリが飛んで来た。物凄い風圧だった。

アサギマダラは沢山飛んでいた。

沓掛山周辺ではヤクシマホツツジが満開。
〇ヤクシマホツツジ・・・山地の酸性土質の日当たりの良いところに生える落葉低木。枝がよく分岐する。若枝は赤褐色で角がとがる。枝先に軸をたて、白い花を多数、円錐状につける。花弁は開くと反り返り、雌しべが長くつきでる。
名前の由来は、分布が屋久島が南限で花が穂のような咲き方をするところから。
牧ノ戸へ下山後は外西さんと待ち合わせて男池へと向かった。途中で知り合いの女性二人、男性一名と遭遇。広い男池で同じ時間帯に花鑑賞をしていた奇遇(笑)。三度目のハクウンラン、ヤマジオウ。

ケミヤマナミキ。
〇ケミヤマナミキ・・・シソ科タツナミソウ属。開花期7月~8月。茎の特徴、細長い地下茎があり、茎は直立し全体に上向きの毛が多い。葉の特徴、ミヤマナミキより大形で約3cm、葉全体にも毛が多い。葉の節間は短い。花の特徴花序にはまばらに花がつき、花冠は白色で下唇には紫色の斑点が見られる

アオフタバランとジンバイソウ。どちらもやっと開花が始まったところだった。朝駆け後の酷暑の中での男池の散策はきつかった!!。当初はケミヤマナミキの鑑賞だけの予定だったのだが、遭遇した女性がハクウンランやアオフタバランを鑑賞したいと言うものだから、女性に優しい私は、アオフタバランの場所まで案内して登り上がることにした。下山時にはヘロヘロになって、温泉までやっとの思いで辿り着いた。
〇ジンバイソウ・・・ラン科(APG分類:ラン科)の多年草。ミズモランともいう。塊茎と塊根はあまり肥厚せず、横走する。花茎は高さ20~40センチメートル、基部に光沢のある葉を2枚、やや対生状につける。8~9月、同じラン科のキソチドリに似た花を開く。冷温帯の林床に生え、日本全土に分布する。
〇アオフタバラン・・・山地の林床などに生える多年草で、高さは10~20センチ。葉は地上近くに付き、対生し、三角状卵形で、不鮮明な白斑がある。茎には開出した腺毛と、まばらに鱗片葉がある。花は緑色で、側花弁は線形で長さ2ミリほど。唇弁は2深裂し長さ6ミリほどで、裂片の先は円い。花期は8月。青森県~屋久島まで広く分布する。

タニタデ。
〇タニタデ・・・渓流沿いなど、山地の湿った場所に生える高さ20〜50cmの多年草。 北海道〜九州に分布。 名にタデが含まれますが、タデ科ではなくアカバナ科。 名の由来は谷間に生え、葉の形がタデに似ているから。
