阿蘇九重へ花散策・・・その1(菊池渓谷~阿蘇原野)。
2021年 07月 25日





〇ベニシュスラン・・・「ベニ」は花の色、「シュス」は葉の表面が繻子織を思わせることから。広葉樹やスギの林床で、とくに沢沿いの高湿度の場所に生える。まれに古木の樹幹に着生することもある。茎は地表を這い、途中から立ち上がって、数枚の葉をつけ、花期の高さは4~10cmとなる。葉は濃緑色で、紅を帯びることがある。また、葉脈に沿って網目状に白い斑が入ることが多い。茎の頂部に花を1~3個つける。典型的なものは、小種名 biflora が示すとおり、2個である。 花は淡紅色、長い筒状で先端部が開くが、大きく平開することはない。


〇クサアジサイ・・・和名の由来はアジサイのような花が咲く草本であることから。アジサイの花が終わった夏の薄暗い林内で咲く。クサアジサイ属ともされるがアジサイ属に分類されるようになった。




〇ヤツシロソウ・・・朝鮮半島から中国に分布し、九州にまれに生える多年草。全体にあらい毛があり、40~80cmになる。葉は狭卵形でふちに不ぞろいのこまかい鋸歯がある。茎の先端または上部の葉のわきに10個内外の花を密につける。花冠は青紫色の漏斗状で、上向きに咲く。熊本県の八代で発見されたのでこの名がある。別名:リンドウ咲きカンパニュラ

〇カワラナデシコ・・・カワラナデシコ(河原撫子)は、日本原産の多年草。本州、四国、九州に分布しています。初夏から秋にピンクや白、薄紫、紫、赤などの色の花を咲かせます。花びらの先には細かい刻みがあります。茎の上部でいくつか枝分かれして、その先に花を付けます。カーネーションのように長めなガクが付いている特徴があります。葉は細くて長く、茎を巻き込むようについていて葉柄はありません。草丈は30cm~50cmくらいです。そもそもナデシコという名前は、撫でるように可愛い花という意味から付けられています。カワラナデシコ(河原撫子)は、生息している場所が主に河原であるためその名が付けられました。同属で中国原産のカラナデシコ(唐撫子)と区別するために、ヤマトナデシコ(大和撫子)と呼ばれることもあります。カワラナデシコ(河原撫子)は、古くから園芸植物として栽培されてきた「古典園芸植物」の一種です。江戸時代には品種改良されたものも出回っていたようです。カワラナデシコ(河原撫子)は万葉集に数多く詠まれたほか、枕草子や小林一茶などの俳句にも登場するなど古くから親しまれてきました。

〇シロバナクサフジ・・・わが国の各地をはじめ、北半球の温帯地域に広く分布している「くさふじ(草藤)」の白花品種です。日当たりのよい山地に生え、5月から9月ごろ、上向きの総状花序にて白い花を咲かせます。 マメ科ソラマメ属の蔓性多年草。


