大雨の後で南九州の梅雨明け宣言が出ました。北部九州も数日中には梅雨明けとなるでしょう。いよいよ大嫌いな暑い夏の到来です。高齢者は家の中にいて、涼しいエアコンに抱き付いて養生していれば無難であるかも知れませんが、「猛暑に喝!」・・・思ったように体が動くうちが花です。今年の夏は特に頑張って旅行や登山に出かけたいと思っています。明日から南九州に向けて走りますので、今朝は軽く身体を動かすことにして、背振山の車谷を矢筈峠からちょいと往復してきました。
背振山麓(7:14)~矢筈峠~車谷~矢筈峠~背振山麓(9:25)。歩行距離2.3km。
県境の長いトンネルを抜けるとそこは五里霧中の世界だった。まさか雨には降られないだろうと思いつつ傘を持って矢筈峠へと下りて行く。下段の写真はシロモジの実。
シロモジ・・・本州中南部~九州の山地を原産とするクスノキ科の低木。群生する傾向があり、山間を占拠しているケースもある。
浅く三つに裂ける葉の形が特徴的で、黄葉も美しいことから、茶庭や雑木の庭に使われる。同属のクロモジに対してシロモジと呼ばれ、ダンコウバイ(シロヂシャ)に対してアカヂシャと呼ばれる。花季は4月ころで、葉に先立って黄色い小花が群生する。爪楊枝の材料にされるクロモジほどではないが、シロモジの枝にも多少の香りがある。秋にできる黄褐色の実は自然に裂けて、種子が顔を出す。脂分が多く、かつては燈油などに使用された。

アクシバの花も開花した株もあるが、大半はまだ蕾の状態だった。
アクシバ・・・山地の林縁に生える。高さ30~100cm。花期は6~7月。8~10月につける赤い実は、ほんのり甘いがおいしくはない。
若枝は緑色で丈が低い雑木だから「青木柴」がなまってアクシバとなった説、木を燃やした灰でつくった灰汁を、あく抜きに使ったことに由来する説などがある。
オオバウマノスズクサもまだ残っていた。雨後で滑る土手を登り上がる事無く何とかパチリ。

車谷のヤマアジサイは完全にピークを過ぎていた。

本日の目的は、車谷でオオキツネノカミソリの開花を確認することと、オニコナスビの開花前の状態を観察することだった。井原山ではオオキツネノカミソリが咲き始めているとのことだったので、車谷はどうかと思ったが、開花した株は確認出来なかった(渓谷の途中までしか確認していないが)。オニコナスビは、昨年撮影した場所だけしか確認していないが、僅かに「大五郎時間」の間でも10株の花芽を確認出来た。登山道の傍だけで、他の場所は探していないが、今年はきっと豊作なんだろうな。昨年は23日、2019年は7月29日、2018年は7月18日に開花を鑑賞しているので、20日過ぎに再訪することにしよう。
オニコナスビ・・・福岡市早良区,那珂川町,添田町,小石原村に4カ所の記録および標本産地があり,添田町では現状不明であるが,ほかの3カ所では現存し,椎原川,那珂川,小石原川に自生地が点在する。那珂川,小石原川にはダムが計画中であり,自生地はすべて水没してしまい,
残る自生地は椎原川だけになる可能性が大である。花は主茎から分枝した支茎の先端に1~5個つき,葉腋から出ることはない。7~8月に開花し,濃黄色の一部が朱色を帯びる。常緑性。

オニコナスビの隣のヤマジオウも今年はまだ開花していなかったが、10株の花芽を確認出来た。ヤマトウバナもまだまだ今からの状態だった。
ヤマジオウ・・・
シソ科の多年草。ミヤマキランソウともいう。細い地下茎がある。茎は高さ10センチメートル以下と低く、分枝しない。葉はロゼット状に地表にくっついていることが多く、2、3対が茎の上部に集まってつく。夏、葉腋(ようえき)に長さ1.5~1.8センチメートルの紅紫色花を1個ずつ開く。山地の林下に生え、本州から九州に分布する。
名は、全草が薬用植物のジオウに似ることによる。

渓谷の水量は、雨後の割には少なかった。背振でも前日はあまり雨が降らなかったみたいだね。

ナツツバキの花びらが沢山落花していた。下記写真の上段の真ん中の木がナツツバキだが、見上げても大き過ぎて花の確認は出来なかった。

下山時の車道でテリハアカショウマ。
テリハアカショウマ・・・本種は多良岳が原品地。しかし分布は多良岳に限られるのではなく、県内の600メートル以上の高い山、九州の他県、対馬にも知られている。葉に光沢があるのが特徴。花は淡紅色から白色まである。天山山地には白色花が多いように思う。
アカショウマのアカは赤で、茎が赤黄色を呈しているからであって、花色とは関係がない。ショウマは「升麻」で薬用にされるサラシナショウマを指す。葉が似てはいるが、キンポウゲ科の植物である

オカトラノオも最終局面だから、今年のラスト写真を撮っておこう。

「背振下ればよ~・・・」・・・勿論綾部神社に直行。「花より団子」で綾部のぼたもちを購入。久しぶりに天山に向かいたいとも考えていたが、日曜日なので、花鑑賞の登山者で溢れているだろうと思って福岡へと真っ直ぐに帰宅することにした。九州南部も梅雨明けしたので、北部も直ぐに梅雨明けすることだろう。明日から夏山に向けて元気にGO!しよう!!。
綾部のぼたもち・・・綾部神社といえば神社自体も地元の人には有名ですが、甘党の人には「ぼたもち」という郷土和菓子が連想されます。「ぼたもち」というと、地区によってはいわゆる「おはぎ」を指すこともありますが、こちらのぼたもちは「団子・もち」です。注文を受けてからあつあつのもちを手でこねてから容器に詰め並べた後にあんをもちの隙間と上にいっぱい詰め込んでいます。あんの中にもちが入った少し珍しいお菓子です。この地区では郷土料理として有名です。純手作りのようですので、量に限りがあるようです。また、防腐剤などが入っていないようで、賞味期限は原則当日までです(冷凍すれば少々もつようですが)。
