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そうだ!山に登ろう

登ってきました!あの山この山!

梅雨時の花咲く英彦山へ。

今日は、二か月ぶりに英彦山を歩くことにした。7時にKさんと豊前坊駐車場で待ち合わせ、望雲台を含む何時もの周回コースを、今時の山野草を楽しみながら歩いて来た。天気予報では、午前中は雨の降る予報では無かったが、自宅を出発する際には小雨がパラついていた。英彦山に到着しても小雨が降っている状態だったが、大雨にはならない予報なので、傘を持って北岳に向かって出発した。
豊前坊(7;23)~望雲台~望雲の頭~北岳(9:22)~中岳(10:31)~北西尾根~豊前坊(12:14)。歩行距離4.9km。89日。


毎年恒例になっているこの時期の花鑑賞。ウチョウランとバイカツツジとオオヤマレンゲ。今年もまた三美人を一緒に鑑賞することが出来た。
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九重で鑑賞することが出来なかった、オオヤマレンゲとバイカツツジの揃い踏み。オオヤマレンゲは2009年以来12年連続で「溶岩の壁」で鑑賞していたが、今年は時期的に遅いかなと思って諦めていたが、丁度開花したばかりの二輪が艶やかに迎えてくれた。他の中岳までの三ヵ所は、既に開花が終了していたので嬉しい出会いとなった。
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今年は、オオヤマレンゲの花には縁が無かったかなと思っていたが、運よく数輪が残っていてくれた。
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北岳からの展望。今日は生憎の雨天となり展望も霞んでいた。
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フガクスズムシソウ。とても残念だったのは、毎年鑑賞していた、フガクスズムシソウの大株が消えてしまっていたことだ。山野草の好きな登山者は毎年眺めて楽しんでいたはずだよね。盗掘なんて思いたくないが・・・・。
フガクスズムシソウ・・・開花個体の葉は2枚で長さは1.5~5cm、縁は波打つ。花茎は2枚の葉間から出、数個の花を付る。花は紫褐色で直径約1㎝、唇花弁は強く反巻する。側花弁が垂れる、唇弁に紫色が出る事等はスズムシソウと同じ、側蕚片が側方に開出する、唇弁が強く反巻する、蕊柱上端に狭い翼がつきクモキリソウと共通。和名は花の唇弁がスズムシの雄の羽に似ていて、富士山で初めて発見された日本固有種でフガクスズムシソウ。ブナの大木に着生することが多い。花茎の高さが5㎝程度の小型のラン。
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ヤマシグレ、ヒコサンヒメシャラ、タカネマンネングサ、タマガワホトトギス。
タカネマンネングサ・・・タカネマンネングサ〈高嶺万年草〉(ベンケイソウ科 マンネングサ属) 花期は5~6月。山地の岩上に生える多年草。小さなロゼットを作って越冬する。ロゼットの葉はさじ形、長さ2~2.5cm、幅5~8mmで鈍頭。花茎は直立し、高さ10~25cmになる。
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ネジキ、ツルアリドオシ。
ツルアリドオシ・・・低地~亜高山帯の林内などに生え、茎は地上を這い、長さは10~40センチ。茎先に長さ1.5センチの白色の花を2個ずつ並んでつける。花冠は筒状で、先はふつう4裂し、まれに5裂する。裂片の内側には毛がある。果実は直径約8ミリの球形の液果で、赤く熟す。2個の花筒の下にある子房は、1個に合着しているため、果実は1個しかできない。葉は対生し、狭卵形~卵形で質は厚く、縁はやや波状。
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天梅(ヤシャビシャク)の実。実は初めて見た。
ヤシャビシャク・・・ヤシャビシャクは本州・四国・九州、中国西部に分布する落葉低木。ブナなどの温帯林の老木に着生する。高木に着生するので発見しにくいこともあるのであろうが、少ない種とされている。画像を撮影した場所は、湿原の様子を記録するために、来訪すると登って写真をとる木に着生していたものである。海抜680m付近の昔植林されたと思われるクロマツの高さ3m付近であった。ブナなどの落葉広葉樹専門に着生するのではないらしい。寄生するのではなく、ただ単なる着生であり、雨の多い脊梁地帯のブナ林などならではの戦略である。ヤシャビシャクは高い木に着生するので、幹を伸ばすつもりはないらしい。ある程度大きくなると短枝を発達させ、同じ場所に葉や花を咲かせる戦略である。葉は円形から5角形であり、1.5~3cmの葉柄がある。掌状に3~5に浅く分裂し、浅い鈍鋸歯がある。両面に短毛がある。花は淡緑色で4月から5月に咲き、果実は長さ7~12mmで表面全体に毛があり、緑色に熟す。
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北西尾根を下山する。
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ハンカイソウ、マルミノヤマゴボウ。
マルミノヤマゴボウ・・・似た花のヤマゴボウは萼が白色で、雄しべの葯が淡紅色、心皮は8個に離生し果実は分果となる。またヨウシュヤマゴボウは果序が垂れ下がる。
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クモキリソウ。
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ハンゲショウ、タイサンボク。
ハンゲショウ・・・開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。上の方の葉っぱが、ペンキをべったり塗ったように白くなるのがおもしろい。「半化粧」「半夏生」「片白草(かたしろぐさ)」など、いろんな呼び名がある。花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるために虫を誘う必要からこのように進化したのではないか、といわれている(白くて目立つ)。
タイサンボク・・・タイサンボクの葉は長さ10~25センチ、幅5~12センチの長楕円形で、枝から互い違いに生じる。肉厚で硬く、冬でも光沢のある葉は潮風や煙害に強くて耐火性もあり、都市部の公園にも適する。葉の裏面は褐色の毛があるため黄色っぽく見え、若い枝や冬芽を覆う芽鱗(がりん)には赤褐色の毛が密生する。 開花は5月から7月で、直径10~20センチの花が細い枝の先で上向きに咲く。花の少ない梅雨の晴れ間に咲くため、遠くから目立つが、たいていは高い場所にあって観察しにくく、一輪あたりの寿命は1~2日と短い。花には万人受けするような芳香があり、咲き始めは特に香りが強い。
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帰路にて戒壇院に立ち寄る。モクゲンジは満開。
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by kabuto1952 | 2021-06-26 20:49 | 英彦山 | Trackback
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