福岡市の天気予報は、土日ともに良くなかったので、市内近郊の山を散歩の延長で軽く花散歩することにした。市内近郊の山で、未知のルートを花散策するわけでも無いので、新種の山野草に出会う期待は全くしていなかったけど、二種類の山野草を新しい場所で発見することが出来た。九重のマイサギソウ、ヤマサギソウもそろそろかな。
12日・・・四王寺山。岩屋城跡~焼き米ケ原~大原山~17番観音往復。
12日は、宝満山を歩く予定だったが、いつ何時雨が降る出すか分からないので、午前中のうちに軽く四王寺山の山頂周辺を歩くことにした。以外に大勢の方が登山をされていた。岩屋城跡からの展望。

焼き米ヶ原と大原山山頂。
カギカズラ・・・房総半島以南の本州,四国,九州から中国大陸に分布し,やや湿り気のある林縁などに生育する常緑のつる性木本植物で水平に10m以上伸長します。若い茎の横断面は四角身を帯びています。葉は対生し,成長すると無毛になります。葉身は楕円状で表面は光沢があり,裏面は粉白色を帯びています。通常は各節には茎が変化した鉤(刺)を生じますが,2個ついている節と1個ついている節が交互になっています。つる状の茎は,この鉤(刺)を他物にひっかけながら伸長します。また托葉は深く裂けて先端がとがり,成長とともに落下してしまいます。花は葉の基部より生じる長い柄の先端に径2~3cmの球状につき,6~7月に咲きます。花冠は緑白色で浅く5裂し,基部は淡赤褐色を呈しています。また雌しべは,先端が棍棒状となり花冠の外へ長く出ています。果実は長さ5mmの楕円状で,晩夏から秋に熟します。 和名は鉤で這い上がりながら伸長するつる性の植物より名づけられ,鉤蔓を意味しています。
スズサイコ・・・スズサイコは北海道から九州、朝鮮・ダフリア・中国に分布する多年草。日当たりのよいやや乾いた草地に生育する。茎は細く、直立して高さ40~100cmになる。葉は長披針形~線状長楕円形、ほとんど無柄でやや厚く、無毛かまたは表面の縁にわずかに短毛がある。長さは6~13cm、幅4~15mm。花序は茎の先や上部の葉腋から出て、2~3cmの総花柄があり、集散状にまばらに花をつける。花冠は黄褐色で裂片は開出し、無毛で長さ5~8mm。副花冠は直立し、卵形、鈍頭で蕊柱より短い。
花期は7~8月。花は早朝に開き、日が当たると閉じる性質がある。
オカトラノオ・・・オカトラノオは、日本、中国、朝鮮半島などを中心に東アジアに分布するサクラソウ科オカトラノオ属(リシマキア属)の多年草です。日本では北海道から九州にかけて分布しており、山野の日当たりの良い場所や、道端、草地などで普通に見られる植物です。オカトラノオの花期は7月~8月。花期になると、真っ直ぐに伸びた茎の頂部に総状花序を出し、小さな花を密に咲かせます。花は径1㎝程度で白い色をしており、花冠が深く5裂しています。花序は下から上へと咲き進み、先端が虎の尾のように枝垂れます。
オカトラノオの名前は、この花穂の様子と、丘のような場所によく群生していることに由来しています。

シャシャンボ、コマツナギ。シャシャンボの花がもう直ぐ開花しそうだった。この花の咲く木が公園整備??でバッサリと切られてしまったので、開花を心配していたが、沢山の花芽が付いていたので安心した。四王寺山の各所に存在するが、ピンク色の花は此処だけだ。
コマツナギ・・・本州、四国及び九州に分布するマメ科の落葉低木。草原や路傍などで普通に見られ、ハギに似た花を咲かせるため、ノハギ、カワラハギ、ウシハギ、クサハギなどの地方名で親しまれる。日本以外でも韓国の済州島や中国に自生する。
コマツナギ(駒繋)という名は、太くて逞しい根が地中に張り巡らされるため、枝に馬(=駒)を繋ぎ留めることができることに由来するという説と、葉が馬の大好物であり、馬がこの木から離れなくなることによるとする説がある。低木であり、枝や幹もそれほど太くならないことから後者の説が有力視される。開花は7~8月で、葉の脇から伸びた花序に、淡い紅紫の花が穂状に群がって咲く

ヤマハッカ、マルミノヤマゴボウ、ムラサキニガナ、オケラの花芽。

セリバオウレン、コクラン。皆が大好きセリバオウレン(笑)で、四王寺山は、新春は福岡市内の花好き登山者の集う場所となった。久しぶりに覗いてみたら薮蚊の餌食になってしまった。キンチョールを持っていかなかったのが大失敗。
コクラン・・・名は、花が黒っぽく見えるのでついたもの。常緑樹林の林下に生える多年生の常緑地生ラン。偽球茎は円柱状で多肉質、前年までの偽球茎が枯れずに並んで残る。全国に生えるクモキリソウの仲間だが、本種の分布は暖地に偏る。

ヤマボウシが綺麗に登山道を飾っていた。
