22日から三日間は、ミニ遠征で山口県の海岸沿いの山歩きを楽しむつもりだったが、前日の雨と寒波の襲来で、九重連山に霧氷の付く期待が出て来たので、急きょビジネスホテルの予約をキャンセルして、九重に向かうことにした。昨年も4月後半に由布岳でかなりの積雪に遭遇してビックリしたが、今年もまだまだ雪景色に遭遇するチャンスがありそうだ。「人皆花に酔う時も残雪恋し山に入り・・・」・・・福岡や東京では、一週間以上も例年より早い桜の満開宣言も飛び出したが、こと九重においては、季節は冬に逆戻りして「坊がつる讃歌」の世界をたっぷりと楽しむことが出来た。
牧ノ戸(7:34)~扇ヶ鼻(9:09)~久住山(10:39)~中岳(11:32)~天狗ヶ城(11:54)~牧ノ戸(14:44)。歩行距離11.6km。39日。
御来光に間に合う時間帯で福岡を出発していたが、霧氷の度合いを確認して三俣山か中岳への登山に決めようと思っていたので、夜が完全に明けるのを待って牧ノ戸から中岳に向かって出発することにした。狙いはマンサク谷と沓掛山周辺の凍てついたマンサクの風景を鑑賞することだった。
今年ラストのマンサク鑑賞になるかな。明日はまた少雨の予報だから、明後日は三俣山に行こうかな(笑)。
星生山麓のマンサクがこれほどまでに多いとは知らなかったな。谷底には人間が入れないから鑑賞出来ないけど、勿体無い話だね。
扇ヶ鼻は強風で周囲の展望はほとんど無かった。冬に逆戻りしたようない凍てついた世界だった。
西千里ヶ浜からの久住山の展望。
小屋の前からの久住山の展望。
久住山山頂。青空が瞬時に覗いたが、強風でジッとしているのが辛い世界だった。
御池は全く凍結していなかった。
中岳山頂。
天狗ヶ城山頂からの御池の展望。関門橋を越える予定だったけど、九重に変更して、美しい霧氷の世界を満喫出来て良かったな。
下山時に西千里ヶ浜から眺めた久住山の遠望。
下山時の西千里ヶ浜から眺めた、肥前ヶ城。扇ヶ鼻の遠望。
沓掛山山頂から眺めた扇ヶ鼻、猟師山方面の遠望。
下山時までマンサクに付いた霧氷は解けずに残っていた。
下山時に展望所から眺めたマンサク谷の遠望。
日田への帰路で眺めた松原ダム湖畔の桜。満開の状態でとても綺麗だった。