5日、6日はお盆前の庭仕事で日田に帰るので、午前中に九重へご来光登山をすることにした。当初は星生山でご来光を眺める予定だったが、アクシデントがあり、ギリギリ星生山でのご来光鑑賞に間に合いそうにないので、「困った時の扇ヶ鼻」に変更。扇ヶ鼻山頂では、晴れ渡った広大な展望を眺める予定だったが、生憎のガスに覆われた世界が長時間続いて、登っている間中九重連山の空が晴れ上がることはなかった。下山後は阿蘇原野と菊池渓谷を周回して日田まで帰ることにした。当日の日田の気温は36.2℃で日本一だと報道されていた。凄い所で生まれ育ったもんだね(笑)。ちなみに自分の家は日田の山奥にあるので、日田市内の気温より2℃ほど低くなる。
行動軌跡はYAMAPへ。
扇ヶ鼻山頂は、涼しいと言うより肌寒かった。山頂で夜明けの月を眺める。

牧の戸峠と途中の車道で眺めた満月。

ご来光時はガスに覆われて全く眺めるこてが出来なかった。

日が昇りガスがあれば、当然の如くブロッケン現象を鑑賞出来る。「受領は倒るるところに土をも掴め」・・・せっかく早朝に登山したのだから何か御土産を持ち帰らなければならない。扇ヶ鼻山頂を行ったり来たり歩き回ってブロッケン現象を写真に撮った。ずっと現象は確認出来たが、鮮やかには日輪が出現しなかった。

扇ヶ鼻最高点から眺めたブロッケン現象と連山の展望。ガスが流れて垣間見える連山の展望が壮大だった。

ガスが流れて瞬時に晴れ上がる連山の壮大な展望に歓喜。下段はヤクシマホツツジの群生地から湧蓋山方面の展望。

扇ヶ鼻周辺と下山路では先日花鑑賞しているので、大半は省略。マツムシソウとサイヨウシャジン。下山路で知り合いのご夫婦に久しぶりに遭遇。今日は扇ヶ鼻にマツムシソウの鑑賞に来られたそうだ。花鑑賞で登って来られる方々は、皆さん同じ目的だね!。

前回は探して見つからなかったヤマサギソウが、山頂直下でやっと一株だけ鑑賞出来た。扇ヶ鼻山麓周辺にはヤマサギソウが沢山咲くのだが、今年はやけに少ない。今から遅まきに出現してくるのかな?。早目のフクオウソウと一緒にパチリ。

イヨフウロが一段と多く開花していた。シモツケソウ。

ノリウツギの花の飾る星生山と飛び交うアサギマダラ。下山時刻には連山を覆うガスも綺麗に晴れ上がったが、これからは地獄の酷暑が待ちうけているので、早々に退散。

登山路傍のオオヤマレンゲの木が目立って大きくなってきた。九重の表銀座道にはオオヤマレンゲの木が無いので、後数年もしたら、花が開花して大勢の登山者に憩いを与えることだろう。ヤマシグレ。

沓掛山のヤクシマホツツジも満開状態に近くなってきた。なかなか可憐な花だね。

牧の戸に下山後は、タデハラ湿原で花散策をしようかとも考えたが、暑くなってきたので菊池渓谷への足を速める。菊池渓谷への車道上で眺めたカワラナデシコ、コオニユリ。今年は一段とカワラナデシコが車道を飾っている。

阿蘇の原野の花も前回同様で、大半がピークを過ぎていた。ホソバヒメトラノオとヨツバヒヨドリが咲き始めていた。此処のホソバヒメトラノオ??は毎年、一株だけ真っ白な花が咲く。ヒヨドリバナの葉は対生。ヨツバヒヨドリの葉は3~5枚が輪生に付く。

菊池渓谷は復旧の工事も終了して綺麗になっていた。涼しくて心地良い周回路だった。大勢の人で賑わう休日は遠慮したいけどね。

「黎明の滝」・・・綺麗な清流は圧巻。心地良い清涼感に浸った。

「天狗瀑布」と「四十三万瀑布」。

今の時期の菊池渓谷での花散策の楽しみはナツエビネだが、年々株数が減少していく。探せばもっとあったのかも知れないが、今年も未開花の花を一株だけ鑑賞することが出来た。

ベニシュスラン。これも今年初見。毎年鑑賞する場所では岩場からゴッソリと剥がれ落ちていた。雨害なら仕方無いね。

イワタバコも今年初見。

オオキツネノカミソリ。今年初見。数年前までは、毎年水無渓谷や車谷に鑑賞に出かけたが、最近は足が遠のいている。山登りを始めた年に、多良岳へとこの花の鑑賞に連れて行ったもらった記憶が蘇る。カネヤンとマツヤンは元気に山登りをされてるかな??。もう一度昔を懐かしんで一緒に登りたい気もするね!!。菊池渓谷では既に大半の花が終焉を迎えていた。

ヌスビトハギとハグロソウ。二つとも今年初見。菊池渓谷からは日田へと急いで帰宅した。物凄い暑さの一日だったが、早朝の九重の風景と阿蘇原野の花々、菊池渓谷の納涼散歩を楽しめた良き一日だった。