昨夜も関東地方で比較的大きな地震がありました。日本列島のチョコンと載ったプレート上で地球規模の大きな綱引きが行われている気がします。綱引きで頑張って引っ張り過ぎたら反動で引っ張られます。明日か何十年後か?日本中の各地で大地震の起こる可能性が迫っています。まずはコロナウイルス感染症から逃げきることを祈り、亜熱帯化した日本の気象変化による災害に襲われないことを祈り、突発的に起こる地震の被害に遭遇しないことを祈りたいものです。狭い日本では逃げる場所は何処にもありませんね・・・不安を感じたら暗くなるばかりです。今日は雨曜日ですので久しぶりに自宅でゆっくりと過ごせます。雨後に冷え込めば、明日はまた霧氷が鑑賞出来るかな?・・発想がこの程度では何となく寂しいな(笑)。
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下記の写真と鎌田教授の論文はネット上から無断で拝借しています。

鎌田浩毅(京都大学教授)南海トラフ巨大地震の災害予測。
現在、国は「想定外をなくせ」という合い言葉のもとに、南海トラフ巨大地震で起こりうる災害を定量的に予測している。中央防災会議が行った被害想定では、東北地方太平洋沖地震を超えるM9.1、また海岸を襲う最大の津波高は34メートルに達する。加えて、南海トラフは海岸に近いので、一番早いところでは2分後に巨大津波が海岸を襲うのだ。地震災害としては、九州から関東までの広い範囲に震度6弱以上の大揺れをもたらす。特に、震度7を被る地域は10県にまたがる総計151市区町村に及ぶ。その結果、犠牲者の総数32万人、全壊する建物238万棟、津波によって浸水する面積は約1000平方キロメートル、という途方もない被害が予想されている。南海トラフ巨大地震が太平洋ベルト地帯を直撃することは確実だ。被災地域が産業・経済の中心地にあることを考えると、東日本大震災よりも一桁大きい災害になる可能性が高い。すなわち、人口の半分近い6000万人が深刻な影響を受ける「西日本大震災」である。
経済的な被害総額に関しては220兆円を超えると試算されている。たとえば、東日本大震災の被害総額の試算は20兆円ほど、GDPでは3パーセント程度だった。西日本大震災の被害予想がそれらの10倍以上になることは必定なのである。
9世紀と酷似する日本列島
南海トラフ巨大地震の発生が確実視される21世紀は、日本史の中でも特異な時代として記録されるのではないか。というのは、地球科学的には同じように異常だった9世紀の日本と酷似しているからである。地球科学では地層に残された巨大津波の痕跡や、地震を記録した古文書から、将来の日本列島で起こりうる災害の規模と時期を推定している。これに従って、9世紀の日本で何が起き、さらに今後何が起きうるのかを考えていこう。「3.11」は869年に東北地方で起きた貞観地震と酷似している。そして驚くべきことに、1960年以降に日本で起きた地震や火山噴火の発生地域や規模が、9世紀のそれによく似ているのである。具体的に見てみよう。
9世紀前半の818年に北関東地震が発生した。ここから9世紀の「大地変動の時代」が始まり、827年の京都群発地震、830年の出羽国地震と直下型地震が続いた。9世紀は地震だけでなく火山の噴火も頻発していたので見ておこう。832年に伊豆国、837年に陸奥国の鳴子、838年に伊豆国の神津島、839年に出羽国の鳥海山、と各所で立て続けに噴火した記録が残っている。