可也山登山&史跡巡り。
2019年 12月 26日
加也山登山口(8:35)~山頂~展望所(9:25)~可也山登山口(10:38)。歩行距離4.3km。
歩行軌跡はYAMAPへ。
早朝時は、平原古墳からご来光を眺めようと思っていましたが、生憎の曇天でご来光は雲の中でした。この場所に早朝に来る目的は、御来光を眺めるのと、毎朝古墳の周囲を散歩されるI氏と面談して、「記紀」や周囲の古墳群について教えをいただくことです。残念ながら散歩をされるI氏にも会うことが出来ませんでした。
平原古墳から可也山へと向かいました。山頂の展望所から「小呂島」を眺めることを期待しての登山でした。まずは山頂手前の「可也神社」に参拝しました。可也神社の主祭神は神武天皇です。神武天皇は東征の際にこの神社に立ち寄った言い伝えられています。
可也山の山頂からの展望はありませんが、山頂から100m程進めば広大な展望の開ける展望所に到達します。オノコロ先生は、玄海に浮かぶ島々が「国生み神話」で造られた島々だと考えられています。神話の「オノコロ島」は淡路島では無くて、玄海の「小呂島」だと推測されています。今日は「小呂島」が遠くに霞んで見えました(多分)。
可也山から下山後は芥屋の大門へと向かい、海岸の花散策をすることにしました。それぞれの花々が寒風に震えながらまだ咲き残っていました。
ハマベノギク、ダルマギク、シマカンギク、ホソバワダン。
帰路で伊都国歴史博物館に立ち寄り、ボランティアガイドさんの所有されているDVDを貸してもらうことにしました。伊都国歴史博物館に展示されている平原古墳出土の品々は全てがレプリカでは無く本物の国宝です。伊勢神宮所有の「八咫鏡」は此処から出土された日本最大の「内行花文鏡」と同一の物であると言い伝えられています。