4日は紅葉鑑賞で由布岳に登ることにしました。紅葉の時期の由布岳は毎年自然観察路から東登山路を登り上がり、正面登山路に下山して、二か所の紅葉を鑑賞するのを楽しみにしています。当日の天気は晴天の予報でしたので、青空に映える紅葉風景の鑑賞を楽しみにしていました。5時半には駐車場に到着していましたが、自然観察路を朝日が照らす時間帯まで仮眠して待機することにしました。
*「YAMAP」が11月中旬から有料化されて無料会員の未開示記録は大半が記録に残せないようになりましたので、有料会員になることにしました。次回の登山からは、以前同様にYAMAPの登山記録も開示するようにします。
朝日が紅葉の登山路や樹林帯を照らす時間帯まで待って、自然観察路を歩くことにしました。倉木山を染める朝焼けが綺麗でした。
雲間に隠れていた御来光も正面登山口を照らし始めましたので、意気揚々と自然観察路に入っていきました。
嬉々として朝日に照らされた紅葉を見上げて歩いていましたが、段々とガスに覆われて陽光も遮られて紅葉樹林の様相が変わり始めてしまいました。
ガスに覆われた幽玄紅葉の世界が出現して来ました。おまけに予想だにしていなかった雨が降り始めて来ました。
幽玄紅葉は大好きな世界ではありますが、雨が降ってはいけませんね。東尾根を1200mまで登り上がりましたが、段々と雨が強くなり、展望も全くありませんので、日向岳山頂だけ周回して正面登山口まで戻ることにしました。
日向岳付近の紅葉も素晴らしいものでしたが、残念ながら悪天候で晴天に映える紅葉風景は展望出来ませんでした。
正面登山口まで引き返すと、案の定晴れ間が覗いてきました。正面登山路を登り上がって再度山頂に向かおうかとも考えましたが、なにせ大勢の登山者ですので、午後からは前日の日田の家での選定作業の残りを仕上がることにして帰宅することにしました。正面登山路付近のモミジが真っ赤で綺麗でした。
週末はまた南下の予定ですが、見事な由布岳山麓の紅葉ですので、再度眺めに来たいものです。今年も由布岳の紅葉を少しだけでも眺めることが出来て良かったです。正面登山口付近になりますと、ガスに覆われていた日向岳山頂や鶴見岳山頂の展望も開けてきました(笑)。
雨乞草原の残り花を鑑賞して帰ることにしました。
寒々とした由布院市内や由布岳の雨乞草原からの展望でした。冬が近くなりましたね。紅葉時に間に合わなければ、霧氷の展望を楽しみにまた由布岳に登りに来ましょう!!。