阿蘇・九重へ花散策の一日。
2019年 03月 03日
まず大観峰に立ち寄り、雲海の状況を観測しましたが、残念ながら雲海はありませんでした。暗闇に浮かぶ阿蘇の展望は相変わらずのPM2.5の影響で、どんよりとしていました。
大観峰では外西さんにバッタリ出会って、トサコバイモ、ユキワリイチゲ、アズマイチゲの開花状況を教えてもらいましたので、御来光を鑑賞後は、登山を止めて阿蘇から九重に向かうことにしました。
阿蘇山上を通過して南阿蘇に向かいました。前日は阿蘇地方で数回の地震がありました。不気味な大地震の予測も報道されていますので、小さな地震情報でも神経質になりますね。
野焼きの終わった米塚周辺の黒い阿蘇です。キスミレの咲き始める季節が楽しみです。北外輪山の霞んだ展望が雪景色のようでした。
トサコバイモは沢山開花していました。ホソバノコバイモの蕾は背振と英彦山で観ましたが、スカートが開いた状態の花はまだ観ていませんでしたので、今年もスカートが開いた状態の花の鑑賞は、トサコバイモの鑑賞の方が先になりました。
九重周辺では三ヵ所でアズマイチゲとユキワリイチゲを散策しましたが、天気が曇天のせいかほとんどが開花していませんでした。籾山神社の福寿草は既にピークを過ぎていました。この花園に通い続けて10年以上になりますが、毎年訪れる「春一番の花便り」には有難く癒されます。
おいちゃん家も開店していました。九重に春の到来ですね!!。
阿蘇に登山後は、沓掛山で「夕焼けマンサク」を鑑賞の予定でしたので、一応マンサク谷の様子を観に展望台まで上がってみましたが、山麓が少し黄色くなっていただけでしたので、沓掛山まで登らずに赤川に向かいました。赤川登山口周辺のマンサクは綺麗に開花していました。
マンサクと久住山の遠望です。今年はマンサクの開花状態が良いみたいですから楽しみですね。三俣山、沓掛山でのマンサクの風景の撮影を楽しみにしています。