可也山&立石山登山。
2019年 02月 22日
可也山・・・師吉公民館(8.10)~山頂(9:14)~展望台~師吉公民館(10:16)。行動距離4.4km。
立石山・・・芥屋海水浴場(12:04)~山頂往復(13:35)。行動距離2.3km。
「花探偵団」から「古代の歴史探偵団」に」転じた私としましては(笑)、「伊都国」の中心地である糸島の山々に昇る御来光や夕陽の位置は、歴史研究の際に大いに研究の対象になります。当日は、アフタースーパームーンと御来光を海岸線で眺める予定でしたが、車の渋滞で間に合いませんでした。福岡市内の朝は早いです。
最初に可也山に登りました。小富士梅園から登りたかったのですが、駐車出来る場所がありませんでしたので、師吉公民館から山頂を往復することにしました。数年前にたった一度だけしか登った経験がありませんでしたので、全く記憶に残っていませんでした。良く整備された登山道でした。
石切り場、可也神社、御堂等の由緒ある史跡を見学しながら歩きます。残念ながら展望所からの展望は霞んでいました。可也神社には神武東征の際に立ち寄られたとの伝承があります。私は、「記紀」に記された「神武東征」は、わざわざ宮崎の日向からこの地を経由して大和に向ったのではなく、この地が「神武東征」のスタート地点だったと思います。ニニギノミコトの「天孫降臨」は高祖山周辺だったのではないでしょうか??。幻の邪馬台国は九州の地にあったと確信しています。
可也神社の背後の鉄塔傍に山頂がありました。
山頂から300mの地点に展望台があります。素晴らしい展望が広がっていました。御来光も夕陽もこの地点で眺めたら良いですね。難点は猪の出没ですね(笑)。地元の人に猪に気を付けて歩くように教えてもらいました。
可也山から下山後は、「芥屋の大門」周辺の海の風景を楽しみました。海はいいな~!!。
芥屋の大門先端部からの先端部岩場と立石山の展望です。
登山口の芥屋海水浴場です。綺麗な海ですね!!。
白砂青松の展望の素晴らしい立石山です。次回の九州百名山には是非選出してもらいたいですね(笑)。
山頂近くの展望所からの展望です。
糸島と言えば海の幸ですね。玄海の荒波で揉まれた魚はとても美味です。「大盛海鮮丼」は美味かったですよ!!。
帰路では「伊都国歴史博物館」「細石神社」「築山古墳」に立ち寄りました。絹織物の展示物を観たかったのですが、「伊都国博物館」には無くて「福岡市博物館」にあるそうです。「魏志倭人伝」には「絹」の表記が沢山ありますが、「絹」が出土している古墳は九州内が大半です。絹の歴史を辿れば邪馬台国に通じます・・・「邪馬台国講演会」での萱嶋講師の講演で学びました。
海岸の近くには色んな花が咲き始めていました。初春の香りをタップリと満喫した良き一日でした!!。