風雪の由布岳へアゲイン・・・1月26日。
2018年 01月 29日
由布岳正面登山口の登山路は、ガチガチに凍結していたので最初からアイゼンを装着。粉雪も舞っていましたが、天気予報からして、御来光時には晴れ上がるだろうと思って5時15分に山頂を目指して出発しました。雑木林を抜けた時点では、湯布院や大分市内の明かりも見えていましてシメシメの気分でしたが、8合目付近からは、ガスって展望が無くなってきました。雪の降り方も段々と増えて来ましたので、心細くなってきました(笑)。
マタエに到着するも、風強く、ガスに覆われた「五里霧中」の世界。歩行するに心地良いバージンスノーと出来立てホヤホヤの綺麗な霧氷原はありましたが、期待した青空にはほど遠い世界でした。
御来光時の山頂はただ寒いだけの世界で、下記の写真を撮るのがやっとでした。指先が千切れて感覚が無くなる様な強烈な寒さでした。
薄く青空も覗き始めましたが、待ち時間が「大五郎時間」の私にとっては、山頂からマタエ付近の待機時間は、強烈な寒さの中ではあまりに長く、後ろ髪引かれる思いで、山頂を後にしました。
下山を開始すれば、青空が広がり始め、下界の展望が眺められるようになってきました。予定どうり??の悔しい現象ですが、山頂に引き返すエネルギーはありませんでした(笑)。
下山は雪景色が綺麗でしたので、飯盛ヶ城を経由して下りることにしました。フカフカの雪が心地良かったです(足をとられて二回転倒しましたが・・・)。
正面登山口への下山時刻は11時でしたが、由布岳の山頂付近のガスも丁度晴れ上がって来ました。次回からは、霧氷期待で登る時には、夜明け後の山頂付近が晴れてる時だけにしましょう(笑)。この日は飯盛ヶ城に下山したせいかも知れませんが、登山者に全く会いませんでした。由布岳登山では初めての嬉しい現象でした。