三峯神社参拝と妙法ヶ岳登山・・・秋の遠征回想(その3)。
2017年 10月 15日
バス停(9:49)~三峯神社~拝殿~奥宮登山口~奥宮(妙法ヶ岳)(11:03)~三峯神社~博物館~バス停(13:08)。
行動時間3時間19分、行動距離8.02km、標高差280m、累積標高差上り/下り648m/649m、消費カロリー1689kcal。
新宿~西部秩父駅~三峯神社までの時間とバスの待ち時間を合計しますと4時間かかりました。JR新宿駅からJR茅野駅まで普通電車で行くのとほとんど変わりませんでした(笑)。
三峯神社本殿へは、三ツ鳥居と荘厳な門をくぐって向かいます。石灯籠が立ち並ぶ参道の先に、尾根に沿うように荘厳な漆塗りの三峯神社の社殿が横たわっていました。参拝者の行列が出来ていましたので、一旦遥拝殿と奥宮の参拝を先に済ませて、下山後に再度本殿に参拝することにしました。
三峯神社は関東屈指の聖地です。寛政12年(1800年)に建立された権現造りの素晴らしい社殿です。
日本武尊銅像の奥には三峯神社奥宮を拝す遥拝殿があります。遥拝殿からは、妙法ヶ岳や秩父の山々の展望があります。
奥宮(妙法ヶ岳)に登る前に腹ごしらえをしました。名物「いもでんがく」は美味でした。
奥宮への登山口は雲取山への登山口でもありました。妙法ヶ岳、白岩山、雲取山を併せて三峯山と呼ぶそうです。雲取山へは依然奥多摩湖から往復しましたが、再度この登山口から白岩山を経由して登りたいと思いました。
奥宮の鎮座する妙法ヶ岳頂上(1332m)へは、急勾配の岩場を登ります。手すりや鎖がありますから、登山に慣れた方には特に難しい山路ではありません。
三峯神社奥宮は寛保元年(1741年)の造営です。毎年5月3日に山開祭、10月9日に山閉祭が行われ、その間の冬季は登ることが出来ません。石の祠には、秩父宮親王の登山記念碑も立っています。此処からは四方を取り囲む山々の展望があります。
神社傍の記念博物館では「日本オオカミ」のはく製や資料が展示されていました。2000年に祖母山中で発見されたと言う「幻の日本オオカミ」の新聞記事も展示されていました。「日本オオカミは生きている」と言う西田氏の本は私も購入して持っていますが、祖母山中には、熊や狼等の生存の話が多く、とても興味がありますね。それだけ山深いと言うことでしょうね。
山路では花はほとんど見かけませんでした。奥宮への分岐の傍にトリカブトの群生がありました。