木枯らし吹く由布岳へ・・・素晴らしい自然観察路の紅葉。
2016年 11月 04日
正面登山口~自然観察路~日向岳~正面登山口。
平日の早朝ですから、正面口の駐車場には私の車一台だけでした。晴れたら東口登山口から東峰まで登り上がり、午後から正面登山路の樹木の紅葉を眺めて下山したいと思っていました。
正面登山口付近のモミジの紅葉は始まったばかりでした。このまま葉枯れせずに冷え込めば、中旬頃には鮮やかな紅葉風景を鑑賞出来るのですがね。
自然観察路を進むと、朝日に照らされたシラキの紅葉が素晴らしく綺麗でした。由布岳山麓ならではの光景です。
東側山麓が近くなってきますと、紅葉がガスに覆われ始めて「幽玄紅葉」の世界が出現してきました。朝日に映える紅葉とガスに覆われた紅葉との二つの世界を一度に鑑賞出来ました。「一粒で二度美味しい」グリコの世界ですね(笑)。
下記写真上段のアオハダの大木の黄葉は、それは見事な変色で、毎年この時期の楽しみの一つですが、今年はガスに覆われて良く確認出来ませんでした。
日向岳山頂に到達しました。付近にはミヤマキリシマが咲いていました。
日向岳山頂直下のモミジの紅葉風景です。
正面観察路へリターン時の日向岳山麓付近の紅葉風景です。午後からは晴れたら花鑑賞後に男池から平治岳山麓の紅葉を鑑賞に行く予定でしたが、なかなか晴れ上がりませんでしたので、男池の紅葉観賞は来週の予定に延期することにしました。
下山後は、雨乞牧場に花鑑賞に行きました。寒風にさらされた中で多種の花々がまだ頑張って咲き揃っていました。今年もこの場所には憩いを沢山いただきました。山の恵みに深く感謝したいものです。「冬来たりなば春遠からじ」・・・来春の花の宴を楽しみにしています。