霧氷の花咲く白銀の由布岳。
2014年 12月 19日
狙いどうりに、登山路では心地良いパウダースノーの歩きを楽しめ、ガスが晴れ始めると、素晴らしい晴天に映える霧氷と壮大な雪景色の展望が出現してきました。マタエではアルプスから下山して来たような様相のよっちゃんとの嬉しい出会いもありました。下山後は温泉に浸り、翌日の九重への朝駆けに備えて深夜まで待機しておりましたが、マイナス10度を超える冷え込みに水道管の破裂が心配になって、一旦日田へと帰宅しました。
正面登山口(9:35)~マタエ(12:10)~東峰山頂(12:35)~マタエ(13:40)~正面登山口(15:05)
狭霧台から眺めた由布岳です。山頂はガスに覆われていました。
登山路の降雪はマタエ付近になるとかなりの量でしたが、全体では多くも少なくもなく歩くに心地良い積雪量でした。
雑木林に降った雪の綿帽子に朝日が当たってとても綺麗でした。下山時には消滅してると思って沢山撮りましたが写真で見るとそれ程でもないですね(笑)
雑木林を抜けて、風が当たり始める山路からは霧氷のオンパレードです。青空に映える霧氷は何時見ても絶景ですね。
霧氷越しに倉木山、九重連山、祖母山系の山々の展望です。
霧氷越しに湯布院の町並みです。
マタエではよっちゃんと遭遇しました。私と会った時は丁度お鉢を周回して下山に向かわれる所でした。お鉢の様子はよっちゃんのHPで鑑賞されてください(笑)。あの積雪のお鉢を周回される勇気に感心しますね。山頂は強風が吹いてガスに覆われていましたが、せっかくですので、東峰だけ登り上がることにしました。よっちゃんと話してるうちにドンドンとガスが流れ込んで展望が無くなって行きました(下段の写真)。
東峰へ登り上がる山路はかなり凍結していて滑りましたので、下山路ではアイゼンを使用することにしました。昨年購入して一度も使用していないアイゼンでしたので、新品の袋から取り出して愕然としました。二つのアイゼンがビニールの紐で結ばれていましたので、離すのに苦労しました。アイゼン装着までに時間がかかりましたが、これが功を奏して、ガス間に青空が覗き山頂からの雄大な雪景色の展望を眺めることが出来ました。
山頂からの湯布院市内、鶴見岳、別府方面の展望です。
山頂からのお鉢、鶴見岳、西峰方面の展望です。東峰に登った直後は全く展望がありませんでしたので、ガス間に雪景色の展望が開けてきた時には感動して嬉しくなりました。
下山時のマタエ付近の展望です。二名登って来られただけで、誰とも遭遇することのない下山路でした。
下山路でも霧氷に悲鳴をあげて歩きました(笑)
花、紅葉、雪景色・・・今年も由布岳には沢山の憩いをいただきました。山に感謝です!!