前門岳登山と阿蘇外輪山。
2014年 11月 28日
前門岳登山口(9:45)~山頂(10:50)~前門岳登山口(11:55)
阿蘇の噴火が激しくなったとの報道でしたので、日田から八女に向かう際に一旦阿蘇に足を向けてみました。かぶと岩展望所から眺めた阿蘇の噴煙はかなり大きなものでした。これ以上噴火が活発化しないことを切に祈っています。
ラピュタの道からの阿蘇の展望です。大勢の方が撮影に来られていました。
前門岳の登山口に向かう途中に「八女津媛神社」に立ち寄りました。わが国最古の歴史書「日本書記」に八女の起源がしるされています。「この地に女神あり、その名を八女津媛といい常に山中にいる。」 四世紀前半、この地を治めていた水沼の県主猿大海が、景行天皇に奏上したことから”八女”の名が起こったととされています。 村内の神の窟(かみのいわや)地区には、女神を祭った八女津媛神社があり、伝統行事が今も受け継がれています。 神社の創建は養老三年三月(西暦719年)と言われ、日本書紀完成の一年前のことです。
邪馬(ヤマ)と八女(ヤメ)・・・。日本書紀の記述からして、この地に「邪馬台国」が存在したのではないかと再確認しました。
神社に参拝後に前門岳に向かいました。国道442号を走り、笹俣橋から林道に入り5キロ程走れば登山口があります。駐車場はありませんので、路肩に停めて登山路に入ります。雨後でしたので、沢歩きは滑らない様に注意して登り上がりました。
山頂からの展望は素晴らしいものがあります。眼前に釈迦御前、三国国見、石割岳の山々の展望が広がっていました。
「福岡県の山歩き」に掲載されている山は90ヶ所ありますが、大半の山は登り終えて、残り9峰になりました。皆低山ですので、蛇や虫の少ない時期に何とか完登したいものです。