晩秋の四王寺山周回路(岩屋山、大原山、大城山)。
2014年 11月 08日
大宰府政庁跡(9:40)~展望台(10:15)~岩屋山(10:50)~大原山(11:35)~大城山(13:10)~大宰府政庁跡(14:20)
都府楼跡敷地内のトウカエデ、学問の木(トネリコバハゼノキ)共に紅葉は始まったばかりでした。
展望台のモミジの紅葉はピークに近かったです。下段は展望台からの大宰府市街地、天拝山、九千部山、背振山の展望です。
岩屋城の慰霊碑から見下ろした高橋紹運の墓です。岩屋城跡地からも素晴らしい展望が広がっています。桜の咲く季節には此処で昼寝したいですね。車で登れますので、御来光を撮るのにも便利な地です。
下記写真上段は岩屋城跡地からの宝満山、愛宕山、大根地山、馬見山、屏山、古処山、砥上山の展望です。下段は基山、九千部山、天拝山、背振山の展望です。
鏡ヶ池から焼米ヶ原へと向かいます。
焼米ヶ原から大原山に向かいます。大原山(354m)山頂(15番札所)からの展望はありません。
四王寺山の山路の途中には33ヶ所の札所があります。【石仏三十三ヶ所の由来】・・・ 江戸時代の中世すぎ、寛政年間(1789~1800)に建立され 、一説には新西国三十三ヶ所霊場の各札所として明治から大正のころまで参詣者の香 が絶えなかったという。今日は途中から雨が降り出しましたので、先を急いで札所巡りがゆっくりと出来ませんでしたので、一度ゆっくりと33ヶ所を回ってみたいと思います。
大城山(410m)への途上にモミジ谷があります。紅葉は始まっていました。ピークは来週頃になるでしょうかね。大木ですので、紅葉のピークはかなり綺麗なのではないでしょうか。
26番札所からは、福岡市内展望が開けています。
大城山のピークは毘沙門天(25番札所)横の丘の上にありました。此処からの展望もありませんでした。毎年1月3日は此処で「毘沙門詣り」が行われて、早朝から大勢の参拝者が登って来られるそうです。
毘沙門天詣りは地域の方々によって行われており、宇美町の無形民俗文化財に指定されています。この毘沙門天詣りでは、毘沙門天様からお金を借りて、翌年に2倍にしてお返しすると金運に恵まれてお金に困らないと伝えられています。拝殿にはお金が並べてあり、お返ししたりお借りする光景が数多くみられます。
下山は大石垣コースを下りました。この辺になるとかなり雨が降り始めてきました。四王寺山は低山ではありますが、山路の途中にモミジの紅葉の綺麗な個所も数か所あり、史跡巡りも楽しめる縦走路でした。