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そうだ!山に登ろう

登ってきました!あの山この山!

下山の思想

国債や借入金などを合計した「国の借金」が2012年度末見込みで、過去最大の1085兆5072億円に達することが24日、明らかになった。今年1月1日時点の推計人口(1億2773万人)で割ると、国民1人当たり約850万円の借金を負う計算となる。 11年度第4次補正予算案を反映した同年度末見込み額985兆3586億円から大きく膨らむ。12年度予算案では、新規国債発行額は44兆2440億円と当初予算として3年連続で税収を上回った。また、円売り介入資金の調達手段である「外国為替資金証券」について、発行限度枠いっぱいの195兆円(11年度末見込みは約129兆円)を見込んでいることも拡大の一因だ。 

*消費税を8%にしても16兆円の税収しかありません。消費税の増税分は毎年の国債の利払い(20兆円)に消えて行きます。「今そこにある危機」ですね。


私達は明治以来、「坂の上の雲」を目指して近代化と成長を続けてきました。第二次世界大戦の敗北も乗り越えて世界に冠たる経済大国を作り上げました。登山に例えれば山頂を目指して、道を間違えないように一生懸命登り上がる過程でした。しかし、日本は、いや、世界は、山頂を極めた後に色んな面で間違いなく「下山の時代」に入っています。山の事故は大半が下山時のものらしいです。世界は急激な崩壊を辿るのか?緩やかな下降線を辿るのか?いずれにせよ下山は難しく「日暮れて道遠し」です。安全にそして優雅に出発点に戻り、何時か再び次の山頂を目指したいものです。五木寛之著「下山の思想」より。


「ALWAYS 三丁目の夕日64」より・・・「どんなに時代が変わっても、夢があるから、前を向ける」
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今日はロウバイも雪化粧です。「降る雪や昭和は遠くなりにけり」。「三丁目の夕日」は時代背景が懐かしくていいですね。東京オリンピックは小学生の時でしたが、校庭の鉄棒で「ウルトラC」の真似をして左手を骨折しました。
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コブシも雪化粧です。早く花咲く春がやってきませんかね。灯油が切れました。
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by kabuto1952 | 2012-01-25 10:41 | 金融、経済 | Trackback

by いーさん