紅葉真っ盛りの大宰府周辺の散歩道
2011年 12月 01日
30日朝日新聞の「天声人語」で、都道府県の「幸福度」が取り上げられていました。「幸福度ナンバーワン」の県は福井県でしたが、永平寺の西田西法布教部長は「福井のように雪深いなど自然のきびしいところでは、「何も起きなかったら有難い」と考える。それが幸せにつながるのでは」とコメントされていました。
私も万事そんな心境でありたいものです。来年も平穏であり大禍なき日々であることを散歩道界隈のお寺で祈ってきました。天声人語の結びにこう書かれていました。・・・初めての恋愛小説を書いた川上末映子が言う「幸せの形は決まったものではない。昔を振り返った時にあったなと眺められるような、今この瞬間はあるなと思えるような、点のようなきらめきでもいいのでは。」。冬の星座を仰ぐ。・・・然り。
大宰府周辺でも楓の紅葉がピークを迎えていました。都府楼政庁跡の楓も赤過ぎるくらいです。
楷の木「トネリコバハゼノキ」と言う中国原産の木らしいです。政庁跡を飾る「学問の木」ですね。私と家内の「この木何の木?」のチンプンカンプンな会話に隣で写真を撮っておられたご婦人が見かねて教えてくれました。私はハゼかナナカマドと思っていました。昨年はもっと鮮やかで綺麗でした。
観世音寺の紅葉も見事でした。大勢の方が写真を撮っておられました。
戒壇院を観世音寺の紅葉が飾っていました。
戒壇院の門外から紅葉越に本堂の遠景です。