北アルプス紅葉登山二日目
2011年 10月 05日
登り始めの頃は霧雨が降っていましたが、1時間も歩いた後には晴天になり、心地よい山歩きになりました。霧が晴れて翌日から歩く山並みが見えてきました。胸が高鳴ります。
富士見ベンチから合戦沢の頭(2489m)までは紅葉も綺麗でした。
合戦小屋(2350m)ではスイカとイチゴアイスを楽しみにしていましたが、「遠き夏の日」ですね(笑)
槍が見え出せば気分は最高(笑)山頂も近いです。
ナナカマドの大半は紅葉せずに落葉していました。夏の日照時間が少なく急激に冷え込んだ為と燕山荘のオーナーが話してくれました。今年の北アルプスの稜線の紅葉はすでに終焉です。
燕山荘や燕岳が見えて来れば、展望が広がり登山者の歓声が上がります。
燕山荘(2712m)には3時間半で到達します。急坂ではありますが、登攀距離は短く展望も良く登山者に人気があるコースの所以ですね。燕山荘は創設90周年を迎えるアルプスでは人気NO1の山小屋です。夕食後にはオーナーのアルペンホルンの演奏もあります。この日は宿泊客が多く、食事は5,6,7時の3回転でした。人気の山小屋でもこれだけの人間が集まれば嫌になりますね(笑)
小休止後に燕岳(2762m)に向かいました。
イルカ岩から槍穂の遠景です。
ライチョウも二か所で見かけました。いよいよライチョウも冬支度で真っ白になる時期が近まってきました。
奇岩の穴からアルプスの山並みを覗いてみます。
北燕岳、立山連峰を背景に何時もの万歳ポーズで(笑)
山頂付近からのパノラマ写真です。クリックで拡大できます。
燕岳山頂付近から燕山荘の遠景です。
燕山岳は北アルプスでは特有のいい山ですね。夏には北燕岳周辺はコマクサの花が周辺の砂地に咲き乱れます。
山荘に戻って来るとテント場も花盛りになっていました。
アーベンに輝く槍穂を眺めるのも楽しみの一つでした。期待どうりの夕景色を見ることが出来たでしょうか。
夕日が落ちて天空への階段が出現しました。
期待どうりの夕景色を眺めることが出来ました。
笠ヶ岳炎上です。
槍も負けずに炎上しました。
三日目に続く・・・