3月7日の九重連山は冬に戻ったかのような寒さでした。早朝3時半の牧の戸登山口はマイナス2度でした。出発した時点での福岡の気温は13度でしたので、僅か2時間の間に15度の気温差を体験しました。何よりも「扇ヶ鼻分れ」から吹き始めた強風には参りました。当初天狗ヶ城山頂で朝日を眺める予定でしたが、強風にあおられて横向きの状態でしか前に進めずに、フォローの風に乗って久住山に向いました(笑)。山頂岩場に身体を潜め強風が治まり霧が晴れるのを待ちましたが・・・とにかく寒い!危険を感じ一目散に退却しました。下山路では霧が晴れ上がり連山を覆う樹氷が姿を表してきました。素晴らしい「連山樹氷の景」を楽しむことができました。10時過ぎからは男池周辺に向かい花散策を満喫しました。ユキワリイチゲ・アズマイチゲ・福寿草・・・九重に春の妖精が舞い降りていました。
アズマイチゲ
ユキワリイチゲ
福寿草