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晩秋の熊野古道小辺路(高野山から熊野本宮大社へ)・・・その3

24日は「天空の郷」と呼ばれる果無集落を抜けて熊野本宮大社に向う11キロの行程を歩きました。当日もまた素晴らしい天気と紅葉の風景に恵まれて、「晩秋の小辺路歩き」を大いに楽しむことが出来ました。



当日はフェリーの時間がありますので、ホテルを早目に出発しました。柳本橋(90mの吊り橋)を渡る時には、まだ霜がビッシリと足元の木板に付いていましたので、滑ったり揺れたりでかなりの恐怖感がありました(笑)
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「早起きは三文の徳」です。山路から十津川集落を覆う雲海も鑑賞することが出来ました。朝日に照らされる果無集落の景観も素晴らしい風情を感じました。
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果無集落の中を通る「熊野古道」はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも三ツ星に輝いているそうです。果無山脈を見渡す美しさから「天空の郷」とも呼ばれています。
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果無部落のパノラマ写真です。クリックで拡大出来ます。
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婆ちゃんに会いたかったのですが、まだ縁側に出てこられていませんでした。
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果無峠越のルートには西国三十三観音が祀られています(道筋には二十九観音)。下記写真の上段は観音堂です。
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小辺路ルートの最高点は果無峠(1050m)です。果無山山頂(1114m)は果無峠から往復10分程度の場所にあります。
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登山口の八木尾バス停(標高83m)まで1000mの標高差を下ります。長い下山路を紅葉が慰めてくれました。アカヤシオの真っ赤な紅葉がとても印象的でした。
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八木尾バス停に到着後に、西国三十三観音の第一番観音青岸渡寺に向かい、その後にバスで終着点の熊野本宮大社に移動しました。
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一年半ぶりの熊野本宮大社です。拝殿の檜皮葺葺き替え工事が数日前に終了したばかりでした。
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熊野本宮大社の 旧社地である「大斎原」にも立ち寄りました。
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南福岡駅から我が家の近辺まで続く「モミジバフウ」の街路樹の紅葉がとても綺麗になっています。おみやげは「元気な笑顔」と洗濯物の他に、紀州名産の「柿の葉寿司」と番留さん推奨の「サンマ寿司」です。チンして食べたら油がジンマリまわってとても美味しいとのことでしたので、やってみたらそのとうりの美味でした。良き「熊野古道小辺路の旅」でした。
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by kabuto1952 | 2013-11-26 13:45 | 熊野古道 | Comments(4)

晩秋の熊野古道小辺路(高野山から熊野本宮大社へ)・・・その2

23日は大股から五百瀬までの17キロの山路を歩きました。晴天に恵まれて、熊野の紅葉路歩きをたっぷりと楽しめた一日でした。



この日は、最高点の伯母子岳(1344m)を越えて、十津川温泉までの1000m標高差を下る延々17キロの道程でした。下記写真は、スタート地点の大股橋と部落の高台からの大股橋付近の展望です。
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素晴らしい晴天の下、萱小屋跡~桧峠~伯母子峠へと登り上がって行きます。
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本日の最高点である伯母子岳(1344m)からの展望です。伯母子岳は「日本二百名山」の一つに数えられています。大峰山上は雪で白くなっていました。来年はシロヤシオの咲く時期に、山上ヶ岳~八経ヶ岳を歩きたいと思っています。
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旅籠であった「上西家跡」からの伯母子岳の展望です。この後に「水ヶ元茶屋跡」「侍平屋敷跡」へと山路を下って行きます。
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期待どうりの山路の紅葉に癒されました。10月1日の尾瀬に始まった紅葉散策も今週でいよいよ終焉を迎えそうです。
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神納川に架かる三田谷橋へと下山しました。下記写真の正面の峠が三浦峠です。今回のツアーでは小辺路のうちこの三浦峠越の歩行を除いています。この後バスで移動して、十津川温泉の「ホテル山水」に宿泊しました。
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山歩きの後は十津川温泉でグッタリとくつろぎました。「紅葉の熊野古道と温泉」・・・最高の気分でしたね!「ホテルのせ川」「ホテル山水」共にボタン鍋、アマゴの料理が並びましたが、双方共にとても美味しい料理でした。
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by kabuto1952 | 2013-11-26 06:36 | 熊野古道 | Comments(0)

晩秋の熊野古道小辺路(高野山から熊野本宮大社へ)・・・その1

小辺路は弘法大師によって開かれた密教の聖地である高野山と、熊野三山の一角である熊野本宮大社とを結ぶ道です。熊野古道の中では、起点から熊野本宮大社までを最短距離(約70キロメートル)で結び、奥高野から果無山脈にかけての紀伊山地西部の東西方向に走向する地質構造を縦断してゆきます。そのため、大峯奥駈道を除けば最も厳しいルートでもあります。
今回は21日~25日の期間でトラベルギャラリーの企画(参加人数12名)に参加して、延々70キロに及ぶ小辺路のうち、伯母子岳(1344m)、果無山(1114m)の二つの峠を越える45キロ、標高差4350mの道程を歩いてきました。



21日・・・新門司港(16:50発)名門大洋フェリー~大阪南港(5:30着)
22日・・・大阪南港~高野山(820m)~薄峠~大滝~水ヶ峰(1120m)~大股(650m)(ホテルのせ川宿泊)
23日・・・大股~桧峠~伯母子岳(1344m)~五百瀬(350m)~十津川温泉(ホテル山水泊)
24日・・・柳本橋~観音堂~果無峠(1114m)~八木尾(83m)~熊野本宮大社~大阪南港
25日・・・大阪南港(19:50)~門司港(8:20)

GPSによる3日間の歩行軌跡です。五百瀬~十津川温泉のホテル、八木尾~熊野本宮大社はバスで移動しています。
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フェリーから眺めた門司港の夕焼けと、「きのかわSA」で眺めた御来光です。幸いに小辺路を歩いた3日間は好天に恵まれました。
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高野山の紅葉も綺麗でした。「根本大塔」「金剛三昧院」を見学後に小辺路に向いました。
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昨年3月の「中辺路」を歩いた時と同じく、「語り部さん」は著名な版画家の番留さんでした。歩行路の紅葉はとても綺麗で、高野マキの立派な群生も鑑賞することが出来ました。
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花も数箇所で観賞出来ました。コウヤボウキ、シコクママコナ、アサマリンドウ、ソヨゴの実。
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歩行一日目は大股までの16キロでした。宿泊した「ホテルのせ川」の鍋料理もなかなか美味かったです。
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下記の地図は、十津川村観光振興課作成の熊野古道小辺路の地図です。
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by kabuto1952 | 2013-11-25 20:40 | 熊野古道 | Comments(2)

高野山参拝その2

生涯で一度は参拝したい高野山」でもありましたので、新聞広告を見てヴィーナストラベルのツアーに参加してきました。

12日・・・小倉駅新幹線口(16:20)~新門司港(17:20)(阪九フェリー)
13日・・・泉大津港(6:00)~高野山(壇上伽藍、金剛峰寺、奥の院、赤松院、霊宝館)~泉大津港(17:30)(阪九フェリー)
14日・・・新門司港(6:00)~小倉駅(6:53)~南福岡駅(8:20)
のあわただしい日程でした。


船旅は情緒があっていいですね。但し格安ツアー(9800円)でもありますので、二等船室の振動は五臓六腑に響き渡ってなかなか寝付けませんでした(笑)
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九州からフェリーで行く高野山は遠いです。昼食時間を入れての半日では聖地の全てを見学しようなんて絶対に無理ですね。高野山案内人に、立て板に水を流す如く流暢に説明をいただきましたが、なかなか一度では記憶出来るものではありません。壇上伽藍、金剛峰寺、奥の院、霊宝館を見学しましたが、再度ゆっくりと参拝に行くつもりです。特に今回はツアーですので、高野山山上へはバスで乗り付けましたが、次回は高野山への表参道である「町石道」と呼ばれる慈尊院からの23キロの道を歩いてみたいものです。過去には山上へは歩いて登らねば功徳が少ないと信じられ、白河上皇や鳥羽上皇でさえも輿を下り、険しい山道を「行」として一歩一歩登ったとのことです。
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今回とても幸運であったのは、金剛峰寺代412世座主であられる松永有慶座主に拝謁出来たことです。
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高野山第一の聖地である弘法大師御廟は撮影禁止でした。一の橋から御廟までの約2キロの参道の両脇には、墓原が広がり、著名な歴史人物の墓には標識が付けられています。
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写真上段が豊臣秀吉、下段が織田信長の墓です。
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東日本大震災の供養塔も建立が始まったところでした。
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昼食は赤松院(宿坊)で精進料理をいただきました。高野豆腐、ゴマ豆腐はなかなか美味でした。
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赤松院の襖絵は狩野探幽、掛け軸は狩野元信の描いた物とのことです。左甚五郎作の獅子像もありました。
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現在「霊宝館」では「清盛時代の高野山」特別展で、28年ぶりに「血曼荼羅」が公開されています。1156年に、清盛が大塔を再建しと時に両界曼荼羅を製作し金堂に安置したと伝えられています。その際に、胎蔵界曼荼羅の中心、大日如来の宝冠部分に清盛の血を混ぜて描いたと言われています。「大河ドラマ」でもその場面が放映されましたね。余談ですが、私は毎週楽しみにしている「平清盛」ですが、大河ドラマ始まって以来の低視聴率らしいですね。とても面白いと思うのですが・・・。
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名残惜しい高野山見学でした。本当にアッと言う間の時間でした。私の「熊野詣」は 始まったばかりです。大峰奥駆道、高野三山、大辺路、小辺路、町石道等の古代より伝わる熊野の信仰の道をより多く歩いてみたいものです。
*帰りの航路では、明石海峡がライトアップされて綺麗でした。また今夜も四国の石槌山に向ってフェリーに乗ります(笑)フェリーのレストランでの夕食は大盛カレーとサラダ(1200円)、翌日にシシリアンライスとトマトスープ(1050円)を注文しました。カレーは先日「噂のカレー」を食した後ですので、とても美味いとは思えませんでした。シシリアンライスは野菜たっぷりの洋食とばっかり思っていましたら、吉野家の牛丼の延長みたいな物でした。おまけに味噌汁付きです。味噌汁とトマトスープは合うとは思えませんが・・・(笑)
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おみやげは「高野マキ」と「家内安全」の御札と「幸せな笑顔」です。横を通過したバスの垂れ幕が一瞬「頑張れアルピニスト」に見えました(笑)
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by kabuto1952 | 2012-09-14 15:05 | 熊野古道 | Comments(4)

高野山参拝

小辺路は弘法大師によって開かれた密教の聖地である高野山と、熊野三山の一角である熊野本宮大社とを結ぶ道である。熊野古道の中では、起点から熊野本宮大社までを最短距離(約70キロメートル)で結び、奥高野から果無山脈にかけての紀伊山地西部の東西方向に走向する地質構造を縦断してゆく。そのため、大峯奥駈道を除けば最も厳しいルートである。


小辺路を歩いて高野山に参拝するならカッコいいのですが、今夜出発のフェリーに乗って高野山に参拝してきます。「高野山霊宝館 血曼荼羅特別公開と奥の院参り」と言う格安ツアー(9800円)が新聞広告に出ておりましたので、喜んで参加することにしました。
今春熊野古道(中辺)、今夏に出羽三山を歩きましたので、残す所の日本三大修験道の一つである大峰奥駈道と小辺路を近々歩いて参拝したいものです。
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豊前六峰も英彦山修験道に入るらしいです。日本三大修験道を極めるには此処も登らないといけませんね。登る山が一杯です(笑)
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by kabuto1952 | 2012-09-12 07:50 | 熊野古道 | Comments(0)

早春の熊野古道・・・その3

25日は小口から請川まで13キロの「小雲取越」を歩きました。



小和瀬橋が「小雲取越」の起点になります。小和瀬橋から古道に入ると途中の桜茶屋跡までは、急な登りが続きます。桜峠を越えれば、この小雲取越コースは大雲取越と比較して快適な尾根道が続きます。晴天で咲き始めのヤマサクラがとても綺麗でした。
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「桜茶屋跡」からの展望です。昨日歩いた大雲取越を振り返ります。此処でビックリしたのは粉雪が舞って来たことです。
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このルートで一番展望の開けた「百閒くら」に到着です。「熊野3600峰」の素晴らしい展望でした。
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熊野川が見えてくれば終点は近いです。
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請川下山口に到着です。楽しい熊野古道歩きの二日間でした。
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帰路では、再度熊野本宮神社に立ち寄りました。二日前は蕾だった枝垂れ桜が開花を始めていました。
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当日は「お白持行事」と呼ばれる神事が行われていました。
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帰りのフェリーから御来光を眺めようと思っていましたが、曇天で御来光を眺めることは出来ませんでした。お昼には南福岡の自宅に帰りつきました。楽しい熊野古道歩きでした。
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大雲取越、小雲取越の断面図です。
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by kabuto1952 | 2012-03-27 12:05 | 熊野古道 | Comments(6)

早春の熊野古道・・・その2

24日は前日の雨が嘘の様に上がり、素晴らしい快晴となりました。当日は熊野那智大社をスタートして小口までの17キロの大雲取越を歩きます。熊野古道中辺路をを経て熊野本宮大社に辿りついた巡礼者は、熊野川を船で下り、熊野速玉大社に向かいました。熊野速玉大社からは海沿いを通り那智へと向かったのですが、那智から熊野大社本宮に戻るために利用された道が「大雲取越」「小雲取越」です。大雲取越は文字通り、雲をつかむような熊野路随一の難所と言い伝えられますが、日頃山道を歩きなれている方にとっては、良く整備された歩きやすい趣のある素晴らしい山路と感じられるのではないでしょうか?苔むした歴史ある古道を歩くと、山中奥深くまで石畳道を造った先人の苦労が偲ばれ、今に生きる大切な歴史遺産であることを実感させられる「黄泉がえりの道」でした。
なにごとの おはしますをば 知らねども かたじけなさの 涙こぼふる
西行法師ならずとも、熊野の神々、自然に触れ、目的地に到達した時には、無欲無心の境地に達している自分を見出すことでしょう。と、観光案内のパンフレットには記載されてあります。やっと実現した熊野古道歩きでしたが、今直ぐにでも、全ての古道を歩いてみたい心境になりました。



大雲取越」は熊野那智大社、青岸渡寺の裏手から始まります。延々17キロの「雲の中を行くが如き」ルートです。
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熊野那智大社の起源は、那智の大滝を信仰する自然崇拝に始まり、現在地に社殿を移したのは四世紀、仁徳天皇の頃と伝えられています。
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青岸渡寺は「西国三十三番観音霊場」の第一番札所です。インドの僧裸形上人によって開基されたと伝えられています。織田信長の焼き討ちにあいましたが、豊臣秀吉により再建されました。
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山路のいたるところにバイカオウレンの花が沢山咲いていました。不思議なことに「小雲取越」には全く咲いていませんでした。
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川の傍の湿地にはシロバナネコノメソウも咲いていました。
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苔むした山路では沢山の石仏に心を癒されます。「語り部」さんが、一つ一つ丁寧に説明してくれますが、なかなか全てを一度に暗記出来るものではありませんね。「熊野は一日にして成らず」です。
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船見茶屋跡からの展望です。那智高原、妙法山の展望が広がります。船見峠が大雲取越の最高点になります(883m)
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越前峠(870m)から終点の小口(65m)までは標高差800mの延々とした下りが続きます。前日の雨で苔むした山路が滑りやすくなっている危険な個所もありました。
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ヤマザクラも疲れた身体を癒してくれます。紀州は梅の産地として有名ですが、大半の梅の開花は始まったばかりでした。
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円座石(わろうだいし)まで来れば終点真近です。「わろうだ」とは円形の座布団のことで、大石の上に熊野の神々が座って談笑したり、お茶を飲んだといういわれが伝わっています。大石には梵字三字が彫られており、それぞれ阿弥陀仏・薬師仏・観音仏をさしています。周囲は木々に囲まれ、神秘的な雰囲気が漂った場所です。
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終点の小口に到着したのは17時でした。宿泊は小学校を改築した「小口自然の家」でした。とても美味しい山菜料理でした。
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by kabuto1952 | 2012-03-27 08:10 | 熊野古道 | Comments(2)

早春の熊野古道・・・その1

22日から26日までアミューズの企画に参加して熊野古道中辺路の一部(大雲取越・小雲取越)を歩いてきました。23日はあいにくの雨天ではありましたが、24日、25日の二日間は晴天に恵まれ、楽しい古道歩きを満喫することが出来ました。




22日・・・新門司港16時50分発名門大洋フェリー。フェリー船中泊
23日・・・大阪南港着5時30分ー阪和自動車道(バス)-熊野本宮大社ー大斉原ー神倉神社ー熊野速玉大社ー大門坂ー那智の大滝ー捕陀洛山寺ーホテル浦島
24日・・・ホテル浦島ー熊野那智大社ー那智山青岸渡寺ー大雲取越ー小口自然の家
25日・・・小口自然の家ー小雲取越ー請川ー熊野本宮大社ー阪和自動車道ー大阪南港ー門司港

古道歩き一日目・・・22日は昼頃から強い雨となりましたが、初日は大半がバスで移動しての世界遺産巡りでしたので、それほど雨が苦にはならない程度の歩行でした。最初に熊野本宮大社に御参りしました。熊野本宮大社は熊野三山の中心で、全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮です。
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ヤタガラスは神武天皇が大和国に入る際に道案内をしたと伝えられる三本足のカラスです。サッカー日本代表チームのシンボルマークになっています。
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熊野大宮大社の旧社地である「大斉原」(おおゆのはら)へと向かいます。周辺の田畑や河川には昨年の台風の傷跡がまだ生々しく残っていました。
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明治二十二年の熊野川大洪水で、この地にあった本宮は現在の地へと御遷座されています。
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熊野本宮大社から権現山(神倉山に向かいました。新宮市街地の西方に聳える権現山は、神が降臨する神体山として崇められてきました。権現山の南、高さ100m近い断崖絶壁には神倉神社があります。此処には神が鎮座する磐座があり「ゴトビキ岩」と呼ばれています。2月6日の夜に行われる後燈祭りは、白装束に身を包んで、538段の石段を駆け下る勇壮な火祭りらしいです。
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神倉神社から熊野速玉大社に向かいます。此処ではなぎの木を土産に購入しました。日田の裏山に植樹します。
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世界遺産巡り、古道歩きには「語り部」さんの案内は欠かせません。今回は番留さんと言う女性が、三日間一緒に歩いてくれました。彼女は有名な版画家でもあられます。
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速玉大社から大門坂に向かいました。杉木立と650mの石段で有名な熊野古道です。
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熊野那智大社は翌日歩きますので、スルーして那智の滝へと向かいました。落差133mの日本一の直瀑滝とのことです。滝は熊野那智大社の御神体として崇められています。
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23日の最後の観光は補陀洛山寺でした。住職が60才になると、箱舟のような渡海船に乗り観音浄土を目指し、船出した寺として有名です。この日は特別に国指定重要文化財の千手観音立像を御開帳いただきました。下記写真は撮影禁止でしたので、絵を撮らしていただいたものです。
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23日の那智勝浦町での宿泊は、ホテル「浦島」でした。海の直ぐ傍にある玄武洞、忘帰洞の二つの洞窟風呂は圧巻でした。24日の朝は曇っていましたので、御来光が風呂から拝めずに残念でした。
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by kabuto1952 | 2012-03-26 23:00 | 熊野古道 | Comments(6)