穂高三日目、四日目
2008年 07月 30日
奥穂高~吊尾根~紀美子平~前穂高~重太郎新道~岳沢~上高地の長丁場です。
山荘の夜はしんどいです。私みたいなデリケートな人間??はなかなか眠れません。鼾の
合唱団には降参です(笑)3時に目が覚めて寝付けませんでした。仕方なくダウンを着込んで4時50分の日の出を待つことにしました。
物凄い星空でした。日本で3番目に高い地点で仰ぎ見る星座です。幸福感に浸りました。
壮大な朝焼けショーの始まりです。常念岳(2857m)に朝日が昇ります。
雪渓が朝日に輝きます。
涸沢岳が朝日に輝きます。山荘から20分程度で山頂に立てますので、ここまで登って撮影
すればよかったです。
奥穂高も朝日に輝きます。すでに沢山の登山者が登って行きます。
笠ガ岳(2897m)の夜明けです。深田久弥はこの山頂でブロッケンを見て感動したと「日本百名山」に記述しています。
6時半に山荘をスタートして奥穂高山頂を目指します。3190mの日本で3番目に高い山頂です。
雲海の彼方に富士山も見えてきます。クリックで拡大できます。
後方に槍が聳えます。この日は快晴でアルプスの山並みが360度視界に広がりました。
「ジャンダルム」への稜線が近くに見えてきます。山頂(3163m)に人がいました。私には宇宙人に見えました(笑)ルートを覗いて見たい方はGENさんのHPにどうぞ(笑)
奥穂高山頂から乗鞍、御岳山の展望です。
奥穂高から吊尾根を経由して紀美子平まで下り、そこから前穂高(3090m)山頂を目指します。約1.7キロ、標高差約300mの行程です。
「紀美子平」に到着です。紀美子さんは穂高岳山荘の創設者、今田重太郎さんの愛娘で23歳
で他界しています。その娘さんの名前をとって「紀美子平」と呼ぶようになったとのことです。
ここにザックを置いて前穂高山頂に登ります。
前穂高山頂(3090m)からの展望です。本邦第十一位の高峰です。
奥又白池も見えます。「氷壁」の舞台です。
手前の尾根は前穂高北尾根です。こんなナイフエッジを登ってくる人もいるんですね。涸沢から5つの峰を越えてくるルートです。
重太郎新道の下りは長丁場で息を抜けませんでした。
岳沢の雪渓です。
岳沢ヒュッテは台風で消失してまだ復旧されていません。
岳沢ヒュッテから上高地まではの行程は2時間程度ですが、とても長く感じました。
やっと上高地に到達です。ホッとする風景です。
穂高よさらば・・・
上高地の宿は「上高地アルペンホテル」です。
最終日は上高地を散策して帰途に着きました。上高地から大正池、国際ホテルまで歩いてきました。8枚の写真を羅列しておきます。